宮城より帰還。

タイトル通り、宮城より帰ってまいりました。

心配していた地震などにも遭遇せず、無事に観光等する事ができました。

がまあ、特別何をした、って訳でもないので、宮城での出来事に関しては書きにくいんですが、書ける範囲でかいつまんで書いていきます。

本当は写真とか掲載したいところですが、残念ながらこちらのスペックが追いつきません……。貧乏でごめんなさい。

デジカメなんか持っていないし、携帯は大分昔に無料で買った機種だったりするので、写真こそ撮れるものの性能が低すぎてどうしようもないです……トホホ。



勿論、松島です。その松島は、宮城にあります。ということで、勿論松島へは行って来ました。

松島といえば、まずは、国の重要文化財の1つに指定されている「五大堂」です。

807年、坂上田村麻呂が東征に際して建立し、その後慈覚大師が五大明王を安置した事から五大堂と呼ばれています。現在の建物は、伊達正宗が再建したものなんだそうです。

松島のシンボル的存在です。

この五大堂も含め、さすが日本三景。景色は圧巻の一言です。

遊覧船で松島湾へ出て、280にもわたる松島の島々を見に行きました。

小さい島それぞれに名前があるんですが、それぞれ名前の由来にエピソードがあるんですね。

見た目であったり、そこで行われた出来事であったり(本を燃やしたから火ツケ(漢字でません)島とか)、伊達正宗があまりの島の形のよさに「この島を城に運んだ人には大金を支払う」なんて言ったという逸話があったりとか。

面白かったには面白かったのですが、実はこの前に別の遊覧船に乗っていて(後述)、そちらとの比較ではどうしても迫力の点で見劣ってしまいました。

多くの人が訪れる場所ですから、必然的に遊覧船もかなりの大型。船内から島々を遠くに見つめる事に留まってしまうんですね。極論すれば、地図を片手に、どこかの高台(各所に展望台等あります)に登って、島々と地図を照らし合わせていた方がかえって有益なくらいです。


松島といえば奥の細道でも有名。芭蕉の弟子の曽良(あってるかな?)が、「松島や ああ松島や 松島や」というサルでも詠めそうな句を詠んだことでも有名ですが、言葉にし難いほどの絶景だったと言う事の裏返しなんでしょうね。


以下、松島番外編。

昼食を摂ろうと言う事になったのですが、ここで厄介な事に。

客引きが物凄い!!(爆)

折角来たんだから、おいしい海の幸がいいなあ、と思いふらふら〜と立ち寄ると。まあ凄い。

観光客の為の有料駐車場があるんですが、そのすぐ傍に3軒並んで食堂があるのです。

その店頭に、客引きのおばさんがうようよ居るのです。

見事に捕まる(爆)

そのうち一人には無理やりサービス券を掴まされる。

溜まらず一旦脱出しますが、他にめぼしいところがなく、戻っていく事に。

結局、無理やり掴まされたサービス券に目が眩み(サザエのつぼ焼き)、その店に入っていったわけなんですが。

頼んだ海鮮丼はまあたいそううまかったです。値段はかなり張りますけどね。

一個600円のつぼ焼きサービスされたら逆らえませんな。はっはっは(何)

ちなみに、客引きのおばさんには、連れが余所を見に行っている時に

「絶対戻ってくるから、中で待っていなさい」

等と、物凄く強気な事を言われました(汗)

結局戻ってきたわけだけどさあ。

ちなみに、これは午後2時過ぎなので、ちょうど客足が衰えている最中。

正午にでもなると、立地条件も手伝って、ほおっておいても客は入ってくるわけで、こういう時間帯こそ勝負なのかもしれません。


  • 2 嵯峨渓にて

先ほど、松島の前に遊覧船に乗った、というのがこの場所でのこと。

この嵯峨渓、実は日本三大渓の1つに数えられる、松島と並ぶ観光名所なんです。

50M近い断崖絶壁があり、中にはかなりの奇形や、洞窟であったり、自然の力って不思議なんですが、岩肌にまるで屏風絵のような模様がついていたりします。

遊覧船に乗れば、こういったものを「間近で」見ることができるんです。これが、先ほどの松島との最大の相違点です。

遊覧船自体が小型なので、水深の浅いところや、入り組んだところに入っていけるんですね。

定員も少ないので、タイミング次第では貸し切ったりも可能(一隻、4500円という料金)

しかし、今回はそうも行かず、小さい子供を連れた家族づれと同席。皮肉にも、これが大きくマイナスに作用。


松島のもそうではあるんですが、この辺りの遊覧船には、必ずかもめが寄って来ます。なぜかと言うと、観光客がエサをくれるから。

船内にて、エサのカッパエビセンが購入でき、寄ってくるかもめに与えることができるんですね。

特に、嵯峨渓の方は、性質上本当に目と鼻の先までかもめが寄ってきたりします。

これには当然子供がおおハシャギ。

船内を縦横無尽に掛け回り、大声で「こいこい〜!!!」とか、「あつまれ〜!!」

といいながらエサをばら撒くわけですな。

仕方ない事ですが、当然ゆっくり景色を見ることはできません。アナウンスもかき消されてしまいます。

かくいう私もエビセンをわけてもらって餌を与えてみたわけですが、子供がばら撒いているので、空いているかもめがいないという(笑)

まあ、海に放りなげれば、勝手に食べるんですけどね(笑)


取りあえず今日はこのくらい。続きはまた後日。


極上生徒会もきっちりみたし(をい)、休ませていただきやす。