グルグル最高〜


本日、本棚から「魔法陣グルグル」を見つけ、懐かしい想いに浸っておりました。

魔法陣グルグルといえば、衛藤ヒロユキ原作の、ギャグ主体のファンタジーです。

アニメ化も何度かされています。

魔法陣グルグルは、家族で(つっても実質は弟とだけどね)毎週欠かさず見ていたアニメの1つ(他は何よ、っていうと、ドラゴンボールとか超メジャー作品が連なる)

私は、昔からずっとエニックス(現在はスクウェアと統合していますけど)信派でした。

小学校の頃、エニックスの発行する「ドラゴンクエスト4コマ劇場」という本を集めていたりもしました。

この本には、エニックス系、要するにガンガン、ギャグ王等に作品を連載しているような作家さん達が、ドラゴンクエストをベースに4コマ漫画を書いています。

一巻毎に10数人の作家さん達の作品が掲載されています。

この、衛藤ヒロユキさんの作品も、時々掲載されていました。

衛藤ヒロユキという作家は、グータラ(?)な事で有名でした。

この魔法陣グルグルも、なかなか新刊がでないという事態に陥ったりしていましたし、

4コマ劇場の上でもやたらページ数が少なかったり(平均8ページの所をやっと4ページとか)しました。

そういった意味も含めて、賛否両論あった魔方陣グルグルですが、個人的には大好きな作品の1つです。

グルグルの大きな特徴として、「既存のRPGの世界をベースに、パロディとして描いている」点があります。

既存のRPGというのは言うまでもなくドラゴンクエストですが、1ドラクエファンとしてはこれも嬉しい要素の一つ。

「チャラララチャッチャッチャ〜 ○○はレベル○になった」

なんていう言いまわしもそのまんま。

さて、私がこの作品を好きな理由。

まずは、単にギャグセンスですね(笑)

ギャグそのものの面白さもそうなんですが、その演出として出てくる「さっぱり妖精」であったり、テレビアニメ等では特に顕著でしたが、どこか突き放したような、ナレーション(まあ、わかりやすく言えばちびまる子ちゃんのあれみたいなもんだと考えてください)であったりが、非常に好きでした。

お気に入りのキャラクターに「ギップル」という妖精がいます。

主人公のニケ、ヒロインのククリと共に旅をしている妖精なのですが、

作品内で、誰かがキザったらしいセリフを吐くと、「くっさー!!!」と叫びながら、青ざめた表情で登場するんですね。

個人的に、こういうパターンは好きなんですよ。

ですから、今人気の、お笑い芸人「スピードワゴン」の、「あま〜い!!!」っていうネタは滅茶苦茶好きなんですよね(爆)


どんなのよ?って方向けに、私が知っているネタを1つ書いておく。


男「なあ、アルファベットって何文字あるか知ってるか?」
女「あたりまえじゃない。26文字でしょ?」
男「最近まで25文字だったんだぜ」
女「えっ?どういうこと?」

男「俺とお前が出会って、愛(I)がうまれたのさ


あまーーーーーーい!!!


後は、ちょっと変な話ですが、ヒロインのククリちゃんが可愛かったのよね(爆)


ほら、ちょっと田舎臭くて、三つ編みで(そこ変な目で見るな)

ほんでもって「勇者さまぁ〜☆」ですよ貴方。

これがいわゆる萌え〜って奴か?……と言いたいところですが、そんなんではない。

と言うか、グルグルがアニメでやっていたのは相当前(恐らく8年くらいか?)なので、そもそもその頃萌えという単語そのものが無かったわけだ(笑)


声が可愛かったなあ(爆)

ククリの声をやっていたのは、吉田小南美という方らしいんですが、ククリ以外の作品を全く存じません。

ちなみにニケは、2代目が南央美さんだということしか知りません。(っていうか南央美さんだってのは調べなくてもわかったわけですが)


脇役も面白かったしね。ジュジュとか、トマとか、きたきたオヤジ(爆)とか。

きたきたオヤジはうちの母親でも理解しますからね(笑)

我々に付き合って見させられていたからに他なりませんがw

懐かしくなって、つい長々書いちゃいました(笑)