天皇賞秋はヘヴンリーロマンスが制す
いやー……驚きました。
牝馬はエアグルーヴ以来8年ぶりの勝利ですが、勝つならスイープかと思っておりました。
松永幹夫ジョッキー、GIはファレノプシスの引退レース(エリザベス女王杯)以来か?
おめでとうございます。牡馬混合GIは初制覇ですよね。でも、牝馬での勝利というのがいかにも彼らしい。
持ち前の甘いマスクで女性人気の高い彼ですが、実は、今年調教師試験を受験するという話なんですよ。
ってことは、来年2月には騎手引退!?……ってな訳。
まだ乗れると思うんだけどなあ。確かにベテランの域に達していますが、まだ30代でしたよねえ。
「体が丈夫じゃないから、それほど長く騎手を続けているつもりはない」っていう本人の言葉があるらしいのですが、確かに彼は大きな怪我も経験していますからね。
大怪我を治して、秋華賞でファビラスラフインとコンビを組んで快勝した逸話も有名。
まあ、動向を見守りたいところですけど。
このヘヴンリーロマンスの勝利、結果論ではありますが、決してまぐれ勝ちではない。
論拠は数多くあります。
①馬自身の充実(元々大型馬ですが、この夏さらに10キロ以上馬体が増えている)
②極端なスローペース(牝馬特有のキレ味が最大限に生きた)
③最内枠(東京2000は外枠不利が定説。上記スローもあいまって、最内をロス無く回れた)
等。ゼンノロブロイのゴール前の失速は、ダンスインザムードの影を見て内にもたれたというのがジョッキーのお話。横山騎手ついてなかったですね〜……