アニソンの需要
以前も似たような話をしたことがありますが、今週のオリコンのウィークリーチャートを見て頂きたい。
1位 旅人 ケツメイシ
2位 Dear Woman SMAP
(以下初登場のみ)
7位 19歳 スガシカオ ★
11位 間宮兄弟のオムニバス
15位 catwalk SOUL’d OUT
23位 夏待ち ROUND TABLE featuring Nino ★
24位 連理の枝主題歌
★マークは全てアニソンなんですよ。
驚いたのは10位の平野綾。
平野綾というのは、未だ10代の若手声優。
出演作で一番メジャーなのは、アイシールド21の姉崎まもり役(私はそれしか知りません)。
この曲は、涼宮ハルヒの憂鬱というアニメの主題歌。
売り出し中とはいえ知名度はまだまだ低い若手声優。加えて、涼宮ハルヒの憂鬱という作品は、千葉テレビ他での放送で、全国区での放送ではありません。私も視聴できません。
にも関わらず10位とは…。恐れ入りました。
18位と23位は、いずれもARIA THE NATURALの主題歌、エンディングテーマです。
前作と同じ組み合わせですが、ランキングはあがっていますね。
20位はうたわれるものの主題歌ですかね(これも見られないんで詳細不明)
連理の枝の主題歌に全て勝利しているのはかなり意外。
何で急にこんな話を書いたのかというと、先程、魁!音楽番付という番組でランキングを見た際に、弟が驚いていたからです。
今の時代、音源に関してはインターネット上で手に入ってしまいます。
それを承知の上で、敢えてCDを買わせる為に必要なのは、「目当ての楽曲を聴くことが出来る」以外の付加価値。
アニソンというのは、その「付加価値」を上手く利用して、需要を得ている印象を受けますね。
ただし、付加価値というのはそう簡単に付加できるものではありません。
スクールランブル2学期のテーマソングは、時東ぁみが担当しています。
スクールランブルは大人気漫画です。
時東ぁみは、「眼鏡っ子」をウリにした今時のグラビアアイドルで、ミスマガでつんく賞を受賞しています。
プロデューサーはもちろんつんく。
これだけあれば、価値として充分すぎるように思えますが…。
先週の週間ランキング
23位 せんちめんたるじぇねれ〜しょん 時東ぁみ
この程度なんですね。ちなみに、(推定)売り上げ枚数では、上記楽曲全てを下回ります。
なかなか上手く行かないものです。
まあ、これに関しては狙いすぎというか、秋葉系なめんなというか、何より眼鏡っ子の何たるかをかけらも解っていないとしか言いようがありませんが(笑)
ちなみに、この中だと夏待ちが一番好きかな、私は。