オープンリーチ


久しぶりのMJ3関連の記事ですね。

最近は、取れる時間はスターホースにまわしていたので、MJ3はお休みしていました。

先日行われた第一回全国大会も参加していません。

スターホースに関しては当分お休みするので、MJ3再復活。

まあ、お休みといっても、2週間に一回程度はやっていたんですが。

ということで、賑わっているプロリーグどころではありません(笑)

というか、プレイ時間が取れないので、リーグ階級が落ちる一方です。


とりあえず、今の状況。


段位 7段(8段から落ち、6段落ち寸前まで行きましたが、大分持ち直す)

リーグ階級
レギュラー東風 B1(大分前にA2から陥落。しかし、本日A2復帰確定スコアを出してきました)

レギュラー半荘 A2 (MJ2から引き継いで以来、一度もプレイしていません)

雀荘リーグ A2(A1から落ちました…)


ということで、プロリーグからは遠いですね。まあ、2の時は本当に称号に紙一重の所で断念せざるを得なくなってしまったのであれですが、3では当時ほどの称号に対する熱意はありません。以前ほどプレイ時間も取れないし、まったり10段目指します。



で、本日のお話は、タイトルにある「オープンリーチ」についてです。



オープンリーチという役をご存知でしょうか。ローカルルールで、以下のようなものです。


○リーチ宣言時に、自らの手牌を公開する事で成立。通常リーチは1ハン役だが、オープンリーチは2ハン役になる。

○手牌は、待ち牌に関わる部分(25待ちなら34、258待ちなら34567、14725待ちなら、2345666)を公開するのが一般的だが、手牌の全てを公開する場合もあり、取り決めによる。

○非リーチ時にオープンリーチに振り込むと役満扱いとする場合が多い。これは、意図的な差し込みを防ぐためのルール。リーチ時に他家のオープンリーチに振り込んだ場合は2ハン扱い。




オープンリーチのメリットとデメリットを考えてみる。


★メリット
○打点をあげることが容易にできる。役が何も無くても、オープンリーチと、ツモで3ハン確定。裏一枚で満貫。

○多面張や、端牌待ちの場合など、自分には不要なオープンリーチの当り牌をつまかされた場合、切る事ができず、いかなる状況でもまわし打ちをせざるを得なくなり、その結果他家の手を殺したり、通常リーチと異なる意味での足止め効果がある


★デメリット
○ロンあがりがほぼ期待できない。

○リーチの大きな武器であるプレッシャー効果が皆無。



まあ、色々ある訳ですが、こうして考えてみると、オープンリーチはむやみに多用するべき代物ではないし、使うべきシチュエーションが限られているのが分ります。

具体的にはこの4つに大別できるのではないでしょうか

○高い打点がどうしても必要な場合

○既に他家からリーチが掛かっていて、リーチ者からの出あがりが期待できる場合、もしくはリーチ者以外がベタ降りしていて、リーチ者以外からはどちらにせよ出あがりが期待できないと判断できる場合。

○多面張で、ツモれる可能性がかなり高い場合。オープンしておけば、打点も上がるし、他家は当り牌を使いつぶさなければならないので、足止めしつつツモにかけることが可能

○フリテンリーチの場合(この場合足止めの効果は全く無い)



さて、MJ3では、このオープンリーチを、雀荘モードの「割れ目ルール」採用雀荘で採用しています。

割れ目というのは、簡単に言うと割れ目に該当する人のあがり時、振込み時の点数が倍になるインフレルールです。

子で満貫あがれば16000点。親なら24000点。振込み時も一緒。

また、ツモあがりされた時の負担も倍になります。

まあ、それは良いとして、私は今までMJ3をやってきて、割れ目ルールもそこそここなしてきましたが、一度もオープンリーチをすべきシチュエーションに出会ったことがありませんでした。

しかし、先日初めてオープンリーチを敢行、見事にツモあがり、人生で初めてオープンリーチをあがることができました(爆)

状況はこんな感じ。


東2局を原点で迎えました。そして、私が割れ目でした。

早い段階でこんな感じの聴牌。(かなりうろ覚えです)


12223索 789筒 34萬 南南南

ドラは無し、南はオタ風です(何家だったかなぁ)

25萬待ちですが、役もドラもありません。

割れ目ですから、リーチのみでも、4000点の価値はあるわけですから、普通にリーチで良い場面でした。

しかし、ふと、オープンしてみようかと思った訳です。

理由は色々ありましたが、

一番は、割れ目の人間のリーチはかなり警戒されるだろうから、出あがりは困難であろうという事。私は、2順前に6萬を手出しで捨てていて、捨て牌の中で6萬がかなり浮いている状態。

となると、6萬の裏スジの2−5萬は大本命で、警戒されるとまず出ない。どの道ツモ勝負なら…という事ですね。

好奇心もありましたし、リスクも大きい気もしましたが、思い切ってオープンしてリーチを掛けました。

暫くして、追っかけリーチがかかった直後の私のツモが、4枚目の南でした。

追っかけリーチが掛かっていますし、無理せずツモ切りも考えましたが、こちらはリーチのみの手。

この南をカンすれば、かなりの打点アップが見込めます。

具体的にいえば、30符3ハン、1000・2000の手が、南カンによって、60符3ハン、2000・3900の手になるんです。しかも割れ目な訳ですから…。

となると、リーチしたからにはカンで勝負!!新ドラは乗らず、リンシャンの無筋の8筒を通して一安心。

しかし、直後、なんと3軒リーチが掛かります。しまった…!!

と思ったのですが、なんとまあ、私の次のツモは5萬!!見事に、プンリー、ツモをあがったのでした。

初めてのプンリーあがりを喜んでいると・…

…キラキラキラーン

ん?

見ると、カン裏ドラが2索にモロノリ!!

という訳で…

オープンリーチ、ツモ、ドラ3。ハネ満割れ目で24000点!!


なんとまあ、ノミ手が24000点に化けました。恐るべし…。