新番組チェック(前編)

えーまあ、やっぱりというかなんと言うか、前クールの最終回の感想が途中で止まってしまいましたが、いつもの事なので気にしません(マテ)
有言不実行が板についてきました。

ギガンティックは怒涛の展開で面白かった。オーバードライブはまあまあだった。瀬戸の花嫁は超面白かった。流されて藍蘭島は癒された。ラブ☆コンはほのぼのした。

…これで感想って事で良いですか?(マテマテマテ)

瀬戸の花嫁は思いいれあるんで感想書きたいなあ。ギガンティックも書きたいけど難しいよなあ。



ってことで、とりあえず時の流れには逆らえないので、ひとまず新番組チェックの方にシフトさせて頂ます。

以下当方の基本スタンス。

○原則地上波深夜枠
○東京在住で、UHF局を観られる環境は原則ありません。

ということで。UHFアニメに関しては、後でちょっと触れます。



ということで以下曜日順に。放送局、放送枠は割愛します。
後、個人的評価、期待度を横に示しておきます。


月曜日

バンブーブレード  ★★★☆☆

ヤングガンガンに連載中の剣道漫画のアニメ化。

ヤングガンガンを購読していた時期もあるので、原作もちょこっとかじっています。

また、私はドラゴンクエスト4コマ劇場を読んで育った人間なので、当時曽我あきおという名前で作品を掲載していた、原作者の五十嵐あぐりさんの独特の絵柄を見ると懐かしくなったりして。

内容に関しては、特筆すべき点は今のところ無いんですが、一応キープですかね。


スケッチブック  ★★☆☆☆

コミックブレイドに連載中の4コマ漫画をアニメ化。

コンセプトはわかるんですよ。ARIAですよね。

監督の平池 芳正さん、脚本の岡田磨里さん共々ARIAに携わっていた人。

さらに、ED曲と、メインキャストの一人を、牧野由依が担当していると来た。

しかも、一話にアリア社長が登場していたし(笑)

ただ…やっぱりヒーリングアニメという観点ではARIAは超えられないよな〜と。

キャストに、田村ゆかり桑谷夏子という、個人的に贔屓にしている方が名を連ねているんですが、前者はすっげー地味な虫好きの女の子、後者はなんかよくわからん漫才コンビ…と微妙。
ゆかりんはもっと愛嬌のあるキャラの方が良いよなあ。何でもこなすのは流石ですが。

バンブーブレードから惰性で見ている感じ。


火曜日

逆境無頼カイジ ★★★★★

個人的にかなり期待していた作品の一つですが、かなり面白いと思います。

福本伸行の作品は癖があるし、一応扱っているのはギャンブルだし、そういう意味では評価が分かれるかもしれませんが。

絵が全部一緒とか、ざわざわうるさい(爆)とか、突っ込まれそうな所もありますが、福本作品って、ギャンブルを通じて描かれる人間の真理というか、時々キャラクターが物凄い説得力を孕んだ台詞を言うので唸らされるんで好きなんですよ。「天」とか素晴らしいです(アカギの初出はこの作品)


魔人探偵脳噛ネウロ  ★★★★☆

ジャンプに連載中の人気漫画ですよね。

正直、探偵物の宿命かも知れませんが、内容、展開が名探偵コナンそのものだよな〜…とは思います。

ただ、弟にそれ程面白くないと事前に言われていて、期待せずに見た結果、案外面白かったと。

無難に楽しめる作品じゃないかなあと思います。

謎解きの要素に関しては、正直視聴者に考えさせるような展開にはなりませんね。30分だしねえ。



素敵探偵ラビリンス

上記2作品と同時刻の放映になるので、視聴断念。
興味が無い訳ではなかったですが、天秤にかけるとカイジが私には強力です。



ドラゴノーツ   ★★☆☆☆

うーん。コードギアスっぽい感じかと思っていましたが、今の所はどうなんだろう。

話が進んでくると結構面白そうな気もするんだけど、まだびびっとは来ないね。

GONZOのオリジナルアニメだし、わからないことが多すぎますね、今のところは。

あ、ゴトゥーザ様の演技にはびびっときました(マテ)…だってさ、朝比奈みくるとか、ひだまりスケッチのヒロさんとかしか知らないんだもん。なんかギャップが素敵でした。

あ、そういえば、上記後藤邑子さんの他に、主役が小野大輔さんでヒロインが茅原実里さん、平野綾も悪役(?)で出ているし、杉田智和さんも一応出ているので、SOS団揃い踏みですね(笑)


あ、この前にやっていたネギま!のドラマはカオスでした(ちーん)
俺の木乃香を返せ〜!!(爆)

ってか、木乃香役は実際に声当てている野中藍さんを実写でそのまま使え。その方が良い。

年齢以外は問題ないっ!!童顔で可愛らしい方ですから。

あ、佐々木まき絵派っぽかった我が弟は嘆いていました(笑)



木曜日

クラナドCLANNAD)  ★★★★★

今期事前期待度ナンバーワン。まさか地上波でやってくれるとは思わなかった。

クラナド(原作)が18禁じゃないゲームで良かったですホント。


key作品の3大ヒット作の一つをアニメ化というだけでも物凄く期待してしまうし、アニメ製作はあの京都アニメーションですからね。

keyの3大ヒット作といえば、kanonAIRCLANNADですが、これで全てアニメ化された事になりますね。

kanonって、実は二度アニメ化されていて、最初の東映アニメーション版は地上波で放送していたんですよね。

その時は、絵柄もぜんぜん違うし、内容的にもいまいちでどうもしっくりこなかったんですが、二度目の京都アニメーション版で劇的な良化を遂げました。

絵も樋上いたるさんの絵になって滅茶苦茶綺麗、内容も原作を大事にしていて、原作同様音楽も素晴らしくて。
全部は観られて居ないんですが、京都アニメーションがもてはやされる理由を痛感してしまいました。
AIRは今のところ観る機会が無いんですが。


クラナドのアニメも、絵は綺麗だし(やっぱいいわ、樋上いたるさんの絵は)、keyらしく音楽も良いし、内容も続きが気になるし(原作を全く知らないし、映画も興味あったけどパスしているし)、申し分無いです。


後、強く言いたいのは、中原麻衣さん(古河渚役)がうまい!!っていうこと。

中原麻衣さんというのは、ミルモでポン!のヒロインとか、舞-Himeの主役等でおなじみの、まだ若手に属する出あろう声優さんなんですが、個人的に物凄く演技がうまいと思っているんですよ。

役柄は問わないし、キレ系、壊れ系、ネジが飛んだ系もばっちりこなせる。

作品によって劇的に声色を変えている訳ではないけれど、役柄が全く被ってこない。これ、〜の声じゃん、という発想が聞いていても出てこないんですよ。


声優にも色々あると思うんですよ。
声質そのものが唯一無二の武器である人も居るし、役柄によって様々な声色を出せる人も居るし、特定のシチュエーション、キャラクター設定などにおいて無類の強さを発揮する人(悪役に強い、妹キャラに強い等)もいるし。
皆違って皆良いと思う訳ですが、中原麻衣さんはこのいずれにも該当しない。

悪い言い方をすれば、絶対的な特徴にはには欠けるとも言えるかも知れませんが、逆にそのフラットさを存分に生かせる演技力があると個人的には思っている訳です。


あ、でも壊れる演技に強いというのは立派な特徴ですね。
舞-Himeでの、野川さくらさん(詩帆役)との対決とかかなり見応えあります。
この二人の絡みって、本当はマジカノの方を言うべきなんでしょうが、見たことないというか見られないというか。
後、陰からマモル!の紺若ゆうな役の、明らかにネジが飛んでるだろ、というド天然演技も秀逸と。
ミルモのは正統派のヒロインだし。かみちゃまかりんとか、時々ぶっ飛ぶところのあるキャラだからぴったりでしたね。たま〜に見ていただけですが。

あと、有名な所ではひぐらしのなくころにのメインヒロインも中原さんですが、見たこと無いので語れません。

纏めると、私が個人的に純粋に演技がうまいなあと思う女性声優さんですよ、っていうお話。

好きな俳優、女優さんとか、皆さん居たりすると思うんですが、見た目が素敵だと思うとか、かっこいいとか、そういう好きも結構あると思うんですが、それと同時に「味のある演技をするなあ」とか、「この人が出ているドラマ(映画)って面白いんだよね」なんていう人も居たりしませんか?中原さんは私にとっては後者ですよ、って事ですね。
実際、数は多くないですが、彼女の出ている作品をみて、つまらないなーと思ったことが一度も無いです。


とまあ、クラナドの話なのか、中原さん褒めたいだけなのかわからなくなってきましたが、クラナドは今後も非常に楽しみにしております。




逮捕しちゃうぞは、今の所切ってます。嫌いな訳じゃないし、昔ちょこちょこ見たりもしていたんですが。クラナドの前なんで、タイミングあった時にがみるかも?



クラナドに関しては、細かいことを書きたくなったら別の機会に書きますわ(笑)


金〜日は次回。