真面目な話はつかれます。

よって!!本日はかなり偏った内容。わからない人にはさっぱりわからない内容にしてやるわ!(最悪です)

アニメ2本。



アニメ、エレメンタルジェレイド


エレメンタルジェレイドといえば、作者は東まゆみさん。

東まゆみさんといえば、漫画版スターオーシャンの作家としてお馴染み。

スターオーシャン(特にセカンドストーリー)大ファンとしては、当然チェックしていなければならない作品でしたが、私は実は最初からは見ていません。

弟が何故か録画してまで見ていましたが(笑)それでも見るつもりは無かった。

じゃあ何で見る気になったのか。答えは簡単です。

フィロというキャラクターが登場したからです。

フィロって何やねんって話ですな。キーワードにもなっていないし。

実は、私はこのブログの中でこの「フィロ」という単語を2回使っています。誰もしらんだろうが(笑)

フィロはメガネっ子の三つ編みちゃんで激萌えなんですよ(嘘)


このフィロという子の登場が、非常に物語を面白くしたのですよ。その為、思わず見入ってしまったんですよね。

どういう事かかる〜く説明します。相当大雑把な説明なので、エレメンタルの熱心なファンさんからのツッコミは無しで(笑)


空賊であった主人公のクーが、偶然、盗んだものの中からレンと言う少女を見つけます。
レンは人間ではなく、人間と契約(リアクト)する事によって、強力な武器に変化することのできる、特殊な生命体。通称「エディルレイド」。
その特殊能力故に、彼女は多くの刺客に狙われています。
で、色々ありまして(おい)、レンを守り、彼女の目的地である「エディルガーデン」という場所まで彼女を守る事を決意し、レンと、エディルレイド完全保護協会「アークエイル」の3人と共に旅に出ます。

その旅の途中、突如、空賊時代のクーのファンなんだ、と彼の目の前に現れた少女が、フィロ。

色々あって、彼女と暫く行動を共にする事になるのですが、実は彼女もやはり刺客だったのです。

彼女は「スティンレイド」と呼ばれる生命体で、やはり契約によって武器に変化できるのですが、

スティンレイドは、エディルレイドの偽者、というような扱いを受けていて、あたかも石ころのように扱われていました。

彼女もまた組織の犬であり、「クーとレンの間に取り入って彼らを引き離す」という作戦を成功させれば、自らをエディルレイドにしてもらえる、という言葉に踊らされていました。

つまり、「クーのファンだ」というのは、無論彼らに取り入る為の口実に過ぎなかった。

しかし、彼と暫く行動を共にするにつれ、クーの優しさに触れ、自身の気持ちの変化に気がつきます。


彼女はある日、クーに呟きます。

「私、本当に駄目ですね……。何をやっても失敗ばかりで、皆さんに迷惑ばかりかけて」

そんなフィロに、クーは優しく語りかけました。

「でも、何事にも一生懸命じゃねえか。俺、フィロの事嫌いじゃないぜ」

皆は、自分を石ころ同然に扱う。エディルレイドへの強い憧れ。そして、スティンレイドである自分自身への激しい劣等感。

しかし、彼は違った。エディルレイドであるレンにも、スティンレイドである自分にも、分け隔てのない優しさをくれた。



本当に自分はクーの事が好きなんだ、という事に気が付いてしまいます。

そんな彼女の気持ちの変化を、彼女を監視していた組織はいち早く察知します。

ここが、いわゆる「死亡フラグ」が立つ、という奴です。


フィロは、新たな葛藤に苛まれます。自分の居場所はどこなのか。自分は何をしたいのか。
自分の気持ちは何処にあるのか。

スティンレイドである自分を受け入れてくれる場所。私はここにいて良いのかも知れない。
しかし、クーにはレンがいる。

クーは、ただ皆に優しいだけ。私にくれる優しさは、特別なものでも何者でもない。
そうであるなら、やはり私の居場所はクーの傍には無いのではないか。

エディルレイドになりたい。でもその為にはこの居心地の良い場所を自ら破壊しなければならない。




という風にこの辺りの、彼女の心の揺れ動きが、きっちりと作品内で描かれています。

そして、この彼女の気持ちを察知した組織側は、指令を変更します。「クーを抹殺せよ」と。

既にクーへの想いが本物になってしまったフィロが、そんな事をできるわけもない事は百も承知。

組織の意図は別の所にありました。所詮、組織にとってフィロは石ころ同然の存在なのです。



フィロは、他の仲間たちに夕食時に毒を飲ませ動きを封じ、クーだけを誘い出し、正体を明かして、クーの殺害を試みます。

しかし、クーがフィロに手をあげるわけも無く、フィロがクーを殺害できる訳も無かった。

そんな折、フィロは、木陰で刺客の目が光っているのを見逃しませんでした。

「さようなら」

その一言を残し、彼女は刺客と相討ちになり、倒れてしまいます。

クーとレンの癒しの呪文に呼応し、彼女の体に生め込まれている宝珠が変化し、彼女はエディルレイドになる事ができましたが、そのまま光となって夜空に消えて行ってしまいました。


……ってあれ?大雑把は大雑把だけど無意味に長い。馬鹿か俺は(汗)まあいいや、書いちゃったし。


典型的な話ではあるんですが、彼女の登場により、物語にぐっと深みが増し、面白くなったのです。

内容を知らない人も、多少は納得できたのではないかと。

基本的に、レンという子は恋愛という事に極めて疎かった。その彼女に「嫉妬」という感情を芽生えさせたのもフィロ。

一介の漫画でありましたが、フィロという子の心の葛藤一つ一つが丁寧に描かれていて、素直に感心してしまいました。

ちなみに、作画にちょっと問題がありましたが、そっちは言及しません(笑)


余所のはてなの日記さんとかでも、色々と書いてあると思うんで、(ってか、そっちの方が絶対に詳しいし、画像とかもあるだろうし)良かったらキーワードで辿ってみてください。

まあ、死亡フラグといいましたが、こういう悪役が善に目覚めて組織を裏切るというパターンは、もう典型的「死」あるのみ、のコースなのはわかっていましたが、

何か他の流れにはできんかったかな。仕方ないかな。


結構、内容が適当なものが多い中で、このように比較的視聴者の理解を得やすい心情変化を、わかり易く描けていたのは非常に好印象。その為、思わずフィロの逸話だけは見いってしまった。

……で問題は、フィロ亡き後の続きを見るのかどうか。……見ても良いけど楽しみ無くなったなあ〜。

しかし、以前フィロ役はゆかりんの方で聞いてみたいと書きましたが、この半場友恵さんの演技も見事だったと思います。

刺客であったり、恋する乙女であったり、無駄に明るいメガネっ子であったり、鬱のかたまりであったりと、様々に変化するフィロを的確に演じていたと思います。

……この人はチェキチェキ言っているだけなのかと思っていたよ(爆)



極上生徒会に注目する訳

極上生徒会を見ているのは、ゆかりんやら斎藤千和さんが出ているからだと冗談っぽく書いた事もありますが、他に大きな理由があるんですよ。

実は、これはネギま!にも通じるんですが、

両作品の共通点として、学園物であり、様々な生徒が居て、その中の一人に何らかの形でスポットライトがあたる、ということです。

……そう、ポイントはここなんですよ。私が昔、自分のページで何をしようとしていたか、というかしていた?かご存知の人は察しがつくでしょう(笑)

だから、この手のタイプの話には、非常に個人的興味があるのです。

しっかし、先日の桜梅歩のエピソードは内容が薄っぺら過ぎて……。(基本的に薄いけど)

まあ、シリアス過ぎても息が詰まるんで良いんですけどね〜。

ゴスロリの衣装割と似合ってたっぽいし(え)

でも、先日のランスがらみの話はちょっと感動した(爆)

どうも、主役の蘭堂りののエピソードは深くなりそうで楽しみですけど。

あ、鬼畜王の事じゃないですからね!!(汗)……題名しかしらんよそんなもん。

どうも、主役の蘭堂りののエピソードは深くなりそうで楽しみですけど。



内容が酷いね、今日のは(笑)まあ、予告通りってことでw


ちなみに、今度の日〜火は仙台遠征の為、やはり日記の更新ストップが濃厚でございます。

まあネタも無いし良いか(こら)