久々に恩師にお会いしました

本日は、弟の学校の学園祭。

弟が有志による出し物をするということで、それを見に来てくれとせがまれた私は、誕生日にも関わらず西東京へご足労してやりました（使い方違うって）

はっきりいって、今更高校の学園祭なんていきたくない（笑）

自分の高校の時ですら乗り気でなかったというのに（核爆）

高校の学園祭は、係の仕事ばかりやっていたなあ。暇な時間は体育館でボーっと有志のライブばかり聞いていた。

何も仕事が無かったら学校行かなかったし（参加しろよ）

といいつつも、平日に、在校生のみで楽しむ機会が設けられていたりするので、その時はそれなりに回ったりしてましたけどね。

弟の学校は、態度の良い奴と悪い奴との格差があまりに激しくて、正直驚いた。大学みたい。

弟の友人何人かはきちんと挨拶してくれたし、変な人で無かったので一安心。

今回、この学園祭に行く気になったのには、もう一つ理由があった。

小学生の時に通っていた塾でお世話になった恩師にお会いできるかもしれなかったから。

兄弟揃ってお世話になった方で、今は教師の仕事をやめ、会社を経営していらっしゃるんですが、その先生が弟の学校の学園祭に毎年来ているのだというのですね。

私にとって、何故その人が恩師たるかというのには、一つのエピソードがあります。

その方は、社会科の先生でした。勿論、勉学においては多いにお世話になりました。ただし、これに関しては他科目の先生方も同様に言える事。

それは、1月中旬のとある寒い日のことです。

私は、埼玉県のとある中学校を受験しに来ていました。

その学校は、すべり止めとしての扱いではありましたが、私にとってはこれが初めての中学受験だったんです。

その為、私は得体の知れない不安や緊張感に包まれていました。

重い足取りで学校の敷地に入り、校舎へと続く道を覗うと、そこには多くの塾関係者が集っていました。

受験生は皆、見知った教師を見つけると、安堵の表情を一様に浮かべ、暖かい励ましに自らを鼓舞し、受験会場である校舎へと入っていきました。

……羨ましいな。でも、自分の所の関係者は来ている訳がなかった。

都内からは決して近くない場所であり、かつ、私の知る限り、私の通っていた塾で同校を受験する人は、私を含めて二人しか居なかった訳だから、至極当然。

今、たった一言励ましの言葉を掛けてもらえるだけで、どれだけ気持ちが楽になることだろうか。

そう思いながら、他塾の生徒に羨望の眼差しを送る事しかできなかった。

その様子を、付き添ってくれていた母も心配そうに見つめていた。その時。

「〜君！（自分の名前）」

……え？

私の視線の先に居たのが、その先生だったのです。

「ああ、会えて良かった！いよいよ初陣だね！今までやって来た事を出す事ができれば、君なら絶対に合格できるから、自信を持って頑張れ！」

……え？？どうして、いるんだ……？？

「……せ、先生。どうしてここに？」

そう訊かずにはいられなかった。何故なら、

この学校は、国語と算数の２科目受験。社会科は全く縁のない学校だったのです。

「本当は、別の先生が来る予定だったんだけど、駄目になって。僕が代役を買って出たんだよ」

本当に嬉しかった。あの時覚えた感銘は、今でも忘れることができません。

おかげで、心からリラックスして、自信を持って試験に臨むことができた私は、この学校を楽勝で合格（本当に試験良くできた）し、第一志望こそ落ちたものの、複数の学校の中から希望の進路を選ぶ事ができると言う、成功と言って差し支えない形で受験を終える事ができたんです。

これが、私にとってこの先生が恩師たる由縁です。

私が恩師と言われて思い浮かべるのは、今の方と、もう一人小学校高学年時の担任の先生なのかな（いじめを克服するきっかけを与えてくれた）〜……。

ということで、一応有意義な誕生日にはなったのかな、と思っています。

一応ケーキも用意して食ったし（爆）……あんまりめでたくないんだけどね〜。

なお、西東京に来た記念に、MJ2一回打っていこうかなと思い、店舗検索かけたら、「該当店舗なし」……おもちろーい（何が）

同じ真面目な口調でも前日と内容が全く異なるという点を楽しんでいただければと思います（え）