薔薇乙女他

MJ2は、残念な結果に(例によって後述)


さて、先週も取り上げた、人気漫画、ローゼンメイデンのアニメ版の第2弾にあたる、「ローゼンメイデン・トロイメント」の話。
(先週、ジュン=沢城みゆき、真紅=真田アサミとか書いていますが、真逆ですよ(爆)。今更ですが修正しておきました)

これねえ。先週もちらっと書きましたけど、秋葉原在住の身としては、なんかゴスロリ系の良くわからん奴なのかと思っていたわけですよ。

ローゼンメイデンのコスプレしている人とか普通に見かけましたからねえ……。

しかし、実際見てみるとそう言うものではなかった。

小難しい内容ではあるものの、細かい台詞回しや、シリアスとコメディのバランス、対比の妙もあり、なかなか興味深い。

作画とかには言及できませんけど。っていうか、自分の中ではドラマもアニメもあまり変わらないので(笑)


ローゼンメイデンという作品は、何も知らずに見ると、かなり理解し難い、非日常的光景のオンパレードな訳ですが(笑)2回見て、ある程度は理解できた。

そもそも、何で人形がくっちゃべったり動いたりしているか、という話になりますが、それは「ローザミスティカ」という宝石(?)の力によるものっぽい。

そもそも、ローゼンメイデンというのは、ローゼン(通称お父様)と言う、腕は確かであるが、素性は謎に包まれた人形師の作品であるらしい。

で、そのお父様は、「アリス」というものを追い求めていると。アリスというのは、至高の少女を指すらしい。

そのお父様は、元は1つであった「ローザミスティカ」を7つに分けて、7つの人形を作り出した。それがローゼンメイデン

そして、その7体の人形達に、お互いの「ローザミスティカ」を掛けて戦う、通称「アリスゲーム」を義務付けました。

そして、アリスゲームに勝利し、ローザミスティカを再び1つものにしたローゼンメイデンは、アリス(至高の少女)となる事ができ、お父様と会うことができるらしい。

しかし、前述の通り、ローザミスティカによって動いているローゼンメイデンにとって、それを奪われる事は死を意味するわけですな。

その為、ローゼンメイデン内の主人公と言って良い真紅は、「自分のやり方でアリスゲームを終わらせる」と、創造主の意向に背き、ローザミスティカを奪うという方法以外で、お父様と会う方法を模索しているという感じ。


非常に小難しい。人間側の主人公、ジュンは、登校拒否をしていて、2学期からまた通おうと、休みを利用して遅れを取り戻すべく猛勉強しています。

このジュンという少年は、殊裁縫において、類まれなる才能を持っているらしい。

この事は、彼の登校拒否の理由、ローゼンメイデンとの兼ね合い、二つの意味で重要になるのでしょうかね。

裁縫に関しては、いじめの原因に繋がったんでしょう。そして、酷く損なわれた状態の人形を修繕できるとなれば、ローザミスティカの奪い合い、即ち双方を破壊し合うアリスゲームに、関わってきてもおかしくはないかなと。


まあ、内容はちょっと難しいですが、興味を引かれる内容だ、というのは伝わったかな。

翠星石雛苺のやり取りも、非常に面白い、というか、凝ってあるし、セリフが練ってあるのと、シリアルとコメディの織り交ぜ方が巧みなので、飽きが来にくくしあがっているなという印象。

だから、見るときは集中してみております。昨日のARIAは集中してみていません(爆)

癒し系のARIAとはまた違った意味で、楽しみな作品ですね。



キャスト的には、

桑谷夏子=翆星石が居れば基本オッケーな訳ですが(マテ)

野川さくらさんが地上波で見られる貴重な作品だし。

あとは沢城みゆき…って俺より年下じゃんか(うわ)

真紅役って、松岡由貴とかでも面白そう……。あ、でも年がうえすぎますか(コラ)






余談。この後に見た、「恋する日曜日」(ドラマよ)が良かった。

過去の恋にけじめをつけるのって、辛いけど大切な事だよね、うん。

結婚を控えながらも、大学時代から好きだった人が忘れられず、マリッジブルーになっている女性が、結婚式の招待状を届ける事を口実に、彼に会いに行く。

その彼はといえば、その大学時代から付き合っていて、結婚が決まっていた女性と死別し、悲しみにくれていた。

再会した二人は、気晴らしの名目で遊びに出かける。

その中で、女性の心は再び彼に傾いていたのですが、彼は、その女性に、死別した彼女を重ねてみていただけ。

「私が好きだったのは、今も昔も、その死別した女性の事を想っている彼なんだ」その事に気付いた彼女は、自ら彼への想いを断ち切り。婚約者の元へ帰っていく……ってな話。

素敵なお話でした。