スタホ2回顧録後編〜2とプログレスを比較して〜


相変わらず1日分遅れていますが、近日中に帳尻あわせます。
日曜日分の内容はもう決まっているので……。


さてさて。後編では、「スターホース2(正式名称では実は無いんですけど)」と、「スターホースプログレス」とを比較、検証してみようかなと。

スターホース2は、主戦場に導入直後に、知人に誘われて1・2度プレイした後2ヶ月近くプレイせずにいまして(たま〜にラリー完全制覇が掛かっていたプログレスをプレイしていただけだった)、復活(というか主戦場の2に空席が目立つようになり、プレイできるようになったのと、一応プログレスで完全制覇を達成したからですが)したのは今月に入ってから……ということで、プレイ経験そのものは非常に少ないのですが、一応5〜6回以上はプレイし、SWBC勝利も経験できて、ある程度感覚はつかめたかなと思うので。

スタホやってみてーなーとかいう方の参考になるかも?


取りあえず、それぞれの特徴やら、変更点やら

プログレ
◎馬の管理はパスワードによる
◎ウイニングラリーによるボーナスメダル制度がある
◎牡馬3冠達成により、プログレッシブジャックポットが獲得できる
◎1度にサテライトで扱える馬は1頭のみ
◎サイト馬券はサテライト毎に1頭のみ。自分の馬が出走している場合は購入不可
◎極秘調教は温泉
◎ダート、ウッド2枚、芝、坂4枚、プール8枚と調教が差別化されている
◎馬券は、単複馬連、ワイド。ライド上限は3000枚
WBC競争の賞金は3000枚



スターホース2
◎馬、厩舎の管理は、ICカードを利用する(※データそのものは筐体依存の為、他店では使えません)
◎ウイニングラリー制度は廃止。
プログレッシブJPも廃止。
◎SH(スターホースポイント?)と呼ばれるものが導入。プレイに応じて溜まっていき、愛馬や厩舎、所属騎手のカスタマイズが可能。3冠達成時には、SHに大量ボーナスがある模様。
◎所有可能馬は、繁殖用含めて4頭。内2頭まで厩舎に入厩し、同時に育成が可能。同時出走も可能。
◎サイト馬券はサテライト毎に2頭まで可能。自分の馬が出走している場合も1頭購入可能。
◎極秘調教と温泉調教が分けて設置された(極秘に疲労回復効果はなくなり、温泉に脚質変更効果はない)
◎全ての調教が4枚で可能になった(効果が均等になった?)
◎馬券に、馬単、3連複が追加。ライド上限は9999枚
WBC競争に、WBCS(S=スプリント。ダート1200M)が追加。賞金額は2000枚にダウン。
◎新たに、SWBCという競争が追加。WBC競争に勝利する事で出走権利を得られる、ゲーム内で最高峰のレース。1着賞金は5000枚。
◎厩舎所属騎手が育成可能に。
◎実際の競馬と同様に、WSJSが行われる。厩舎所属騎手が優秀な成績を収めると招待され、優勝すると賞金1000枚獲得できる。



ってな感じ。以下、いくつかポイントを絞って自分の見解を述べます。


○レース画面について
2の画面は、家庭用ゲームを彷彿とさせる、カクカクした動き。プログレスの方が上かと思います。

○レース演出について
2では、前がなかなか止まりません。その為、直線を向いた段階で、大まかな結果が予測できてしまう事が多いです。プログレスの方が、最後までドキドキできるんじゃあないかと。

(以下2主体の書き方をします)

○馬の育成に関して
全体的に、プログレスよりは勝ちやすくなっています(3冠JPに換算されていたペイアウト率が、一般のレースに戻ってきますので)。ただし、この「勝ちやすさ」に関しては、絶対に留意すべき点があります。
「P馬の勝率があがった」のです。「プログレスと同オッズの場合、2の方が勝率が高い」とかいう話ではないのです。
言いかえると「まぐれ勝ち」が劇的に増えたということなんですね。つまり、丁寧に丁寧に調教、出走するタイプの人にとっては、体感的に変化は感じられないかも。

WBCの勝ちやすさについて。
1000枚賞金がさがり、さらに、始祖が不在(SWBCに出てきます)ということで、確実に勝ちやすくなっています。
ただし、勝ちやすさの定義に関しては、一般レースと同様です。
シンガリ人気でも、当たり前のように勝つ一方で、上位人気でも当たり前のように惨敗します。
つまり、2でのWBCは、人気や態勢を整えるよりは、とにかく出走する事が大切と私は考えています。

○メダル消費量……育成
1頭単位にかかる調整費用は、一般的には若干増えるのではないかと思いますね。
ただし、プログレスにおいて、プール調教をメインにしていた(私もそうでしたが)タイプの方は、調整費用は安くなると思います。


○メダル消費量……ベット
1頭にサイド→総流しというタイプの方は、消費量が増えます。理由は、レースに出走する頭数が増えているからです。
馬単、3連複が導入されたので、1頭軸で馬単の裏表や、3連複を買ってしまうと、とんでもない枚数になってしまいます。
ということで、一般的には大幅増でしょう。ただし、私の場合ははっきりいって増えていません。後述します。

○メダルの持ち
これに関しては、私は2の方が良いと思っています。(後述)


○中毒性、ゲームとしての出来の良さ
中毒性は間違いなプログレスが上です。出来の良さは、恐らく2かな。(これも後でちょっと)




さて、一通り書いた所で、細かい部分や、補足等、また自分の思う2の攻略法みたいなものを。



まず、馬に関してですが、「優良馬はとことん大事に、駄馬はとにかくレースに出せ」というのが自分の考えです。

上記の通り、まぐれ勝ちがとにかく多いのです。駄馬に対して、じっくり調教してG3、という戦略は、あまり功を奏しません。
勝つときは、グレード、オッズを問わずに勝ってしまいます。
その為、GIにひたすら出走させるという戦略はかなり有効です。
勿論、出走費用も馬鹿にならないので、メダルとの相談が必要ですが。

逆に、優良馬を扱う場合、場所と流れを見極める必要があります。上記のようなまぐれ勝ちに、足元を救われる可能性が常にあります。2では、プレイヤーの登録状態が確認できるようになっているので、しっかり確認して、なるべくプレイヤーの出走が少ない機会を選んだ方が無難です。


で、ベットに関して。一番の特徴と思えるのは「単勝100倍を超えるような馬が、やたらと好走する」ということです。その変わり、複勝、ワイドの配当が相当落ちている印象があります。
だからこそ、自分として強く勧めたいのがこれ。
「自分の馬から、馬券をきっちり買おう!!」
ってことです。
プログレスでは、自分が人気馬として出走する場合、相手に大穴がくる事はあまり多くないですから、自分の馬から馬連等をガンガンかっても、取り損になったりすることの方が多いです。
しかし、2は違うんですね。当たり前のように2着に100倍オーバーの馬が来たりする。これはでかい。
複勝、ワイドの配当は落ちていますが、馬連馬単等は相応の配当がつきます。
ですから、自分の馬に自信がある時などは、積極的に馬券でも勝負すべきです。

また、効率が最も良い(ペイアウト率が高い)のはライドです。


さて、メダルの持ちにも関係する事ですが、私は、2の方が、ベットにかける枚数が少なくなっています。

理由は簡単です。3連複等で、3000倍を超えるような配当もしょっちゅうでますので、穴狙いの3連複をちょこっと買うだけでも、十分大きいJPを期待できます。

また、馬単等もありますし、100倍オーバーの馬もしょっちゅう絡むので、4桁JPを出すのに、プログレス程の枚数は必要無いのですよ。


一応、馬単、3連複という、普通に買うと枚数がかさみそうな馬券を購入する時、私が実践している事を書いておきます。


○「馬単買うなら、裏は抑えるな!!!」

裏をおさえるくらいなら、馬連で買っておいた方が良いです。いちいち裏をフォローしていると、消費メダルが馬鹿にならないです。
自分は、馬連を買った後、馬単を自信度に応じてちょっと買い足しています。
自信のある時は多めに。また、2〜4人気馬から、馬単のみをガンガン買う時もあります。


「3連複は、2頭軸で、穴っぽい所から1枚だけで十分。手広く行く場合は軸を3頭にするくらい」

なんといっても配当が良いので、枚数をかける必要無いです。1枚ちょんで十分夢見られますし、あたる時はずばっとあたります。

ってな感じのスタイルなので、1頭から10枚総流しとかしていたプログレスより消費量が少ないんです。



最後に、ゲームそのものについて。
ゲームとしての出来の良さは2が上だと思うのですが、底が浅いゲームになってしまっています。

ある程度やり込むと、目標の設定が完全に自己満足になります。解りやすくいえば、家庭用ゲームの感覚。

プログレスにおいては、「ラリー」が何よりも目標になり、また中毒性を生み出していました。

穴埋めの楽しさもありますし、また、ラリーは性質上、「これで終わり!」としにくいのですよ。

一回埋めているうちに、ある程度重複して埋まり、完全制覇達成時には、またいくらかうまった状態でスタートできますから。


ただ、2においては、SWBCの5000枚や、3連複の大穴等、プログレスに比べて少ないリスクで大きな夢を見、また実現する事が出来ます。

そういう意味では、一定のモチベーションを維持するという観点では、2が勝っているのは確かです。


とりあえず疲れたのでこのげんで。