女子フィギュアスケート、ショートプログラム随感


昨日頑張ったので手短に……。ってか、リアルタイムで見た俺は必死系なのかアホなのか。


安藤美姫 8位

流石に、緊張していたみたいですね。無理も無いです。

しょっぱなの、3×3のコンビネーションの後半のジャンプでバランスを崩したのを皮切りに、緊張からか演技が不安定。

スピンも軸がぶれ気味で、危なっかしいなあ…と思っていた矢先。

後ろ方向に滑るスパイラルで、足元の感覚が狂ったのか、壁にあわや激突しそうになり、バランスを崩してしまう。あっちゃあ……。

しかし、小さなミスを連発したものの、致命的ミスはなく何とか滑りきりましたね。

メダルは絶望的だと思いますが、注目の4回転含めて、フリーでは悔いのない滑りをしてくれればと思います。

普段は自分はアンチミキティなんですけどね、どちらかというと(爆)流石に応援しますよ、今回は。

荒川静香 3位

パーソナルベストを更新する完璧に近い演技。

っていうか完璧だったから書く事無い(笑)

ドーナツスピンやら、Y字スパイラルやら、素晴らしかったです。

4位以下と大きな差があるので、メダル獲得に大きく前進。

1〜3位は全て66点代と僅差なので、フリー勝負ですね。


村主章枝 4位

ほぼノーミスの演技も、得点が伸びず。

村主さんの最大の長所の「表現力」の部分は、非常に抽象的な要素なので、得点に反映しにくいこと、技巧面において、上位選手のような特筆すべき要素が無かったということあたりが原因だと思いますが、彼女としては申し分ない演技だったと思います。



大本命、ロシアのスルツカヤ選手もきっちりまとめて、最終滑走者を残した段階で、1位スルツカヤ、2位荒川、3位村主でした。

この段階で、「二つ表彰台いけるか??」と淡い期待を抱いていたのですが、その野望を打ち砕いたのがこの人。

最終滑走者、全米チャンピオン、サーシャ・コーエン

この人の演技はもう凄かったです。

私はテレビの前で思わず見入ってしまいました。

スピード感といい、自信に満ち溢れた様子といい。

何より、曲と振りが凄くマッチしていて、会場も凄く盛り上がっていた。

これはやばい。スルツカヤすら抜かれるのでは…と思ったら、案の定彼女がトップに立って終了。

順当に行けば、上位三人が抜けているので、フリー次第で、上位3人の順位が入れ替わって終了という事になりそうですね。

救いは、採点の内訳を見ると、技術面では荒川が筆頭に評価されている点。

コーエン選手は、曲や振り付けの部分でかなりの高得点を得ているんですね。

ということで、コーエン選手は曲目次第か?


しかし、少なくとも私の中で、一番ショートでインパクトがあったのはコーエン選手なんだよな…。これは侮れないですよ。
スルツカヤの演技が思いの外印象に残っていないんで…。

ってことで、荒川とコーエンが金を争って、銅がスルツカヤと大胆予想しておしまい。