判断ミスが命取り


久しぶりにMJ3の話題。アニメネタばっか書いていてもしょーもないし。


MJ3に関しては、週一回程度のペースで細々とプレイしています。雀荘モードをメインにしているんで、夜に時間が取れる(所属のAリーグ雀荘は6時以降開店)時しか打っていません。


今日は、久々にネタになる対局があったので、その模様を書いてみようかなと。

タイトルの通り、「判断」が上手く行った例と、失敗した例を一つずつ。



その、Aリーグ雀荘「ベガス」でのお話。一週間ぶりのプレイとなったんですが、初戦3着、2戦目1着で迎えた3戦目でのオーラス。

トップとの差は14000点の3着。2着目との差は覚えていませんが、とにかく満貫直撃か、ハネ満ツモが必要。

配牌は索子に偏り気味で、対子が多いという感じ。索子のホンイツと、チートイツの両天秤で進めて、以下の形に。


11237799索 66筒 東東発 ツモ3索

どうしたもんか。ホンイツ狙いで6筒を落とすか?

それとも、チートイツテンパイに受けるか?

この手だと、ホンイツに向かった場合は、せいぜいホンイツ・トイトイ・東の満貫止まり。それでは、直撃するしかない訳ですが、流石にトップ目からは出ないでしょう。

となるとチートイツか。トップ目は、終わらせるべくくいタンで蹴りに来ているし、ヤオチュウ牌ならこぼれるかも。

ドラ引きを待ってダマ…とも考えましたが、チートイツのみでは、ツモっても、3着確定になってしまう。

となると、リーチするしかない。リーチすれば、2着目に直撃で2着浮上。トップ目に直撃して、裏が乗れば満貫直撃で逆転。ツモれば無条件で2着、裏が乗ればハネ満で逆転。

かなり裏ドラ依存ですが、ハネ満を狙うにはこれしかない、ということで2索切り、発単騎で即リーチを打ちました。

ラス目から出てしまった場合は、見逃す方向で、それ以外なら2着確定or裏期待で倒します。

暫くたって、出ないなあ。誰かが対子以上にしているっぽいなあ…と思っていた所で、見事に発ツモ!!

下家のトップ目(2フーロ)の牌が2枚光っていましたから、どうやら食いタンではなく、発の後付だった模様。ラス牌をツモとは、助かりました。

さあ、裏ドラ。乗れば逆転、乗らねば2着…!!

…裏ドラ7索!!見事大逆転となりました。


そして、2連勝で迎えた4戦目。起家で向かえた東一局。手はバラバラ、ドラが浮いて1枚。中が対子。

子だったら見(けん)に回るのも一手なのですが、親なのでそうも行きません。中を二枚目でポンして、あがりに向かいます。

と、そこで下家リーチが入ります。ひとまず、現物切りで様子を見つつ、以下の形


234 6萬  34索  1122筒 ポン中中中   ツモ 6萬

ドラをなんとかせねば…という所で、絶好のドラ引き。1.2筒はとおっているので、ひとまず1筒を落とします。
しかし、その直後6索をツモ。6索はリーチの超危険牌の一つ。もう一つ1筒を落として様子見。
その後、残り10牌を切った所で、絶好のツモ5索。3.6索切りでテンパイですが、勿論切らずに2筒切り。
2索や7索は通っているので、鳴かせろ!!と思っていると、降りている上家が7索切り。勿論チーして、ようやくテンパイ。
そしてハイテイで2索ツモ!!


234 66萬 34索    チー567索 ポン中中中  ツモ2索


改心の満貫で上々の滑り出し。


私(親) 33000

上家 16000

下家 15000

対面 16000


東一局一本場は、私が早い順目に、対面のタンピンドラ1、3900は4200のダマテンに打ち込み。


私(親) 28800

上家 16000

下家 15000

対面 20200


東2局は、対面が下家からピンフのみをロンあがり。


私 28800

上家 16000

下家(親)14000

対面 21200


東3局は、早い順目で、上家がピンフ三色赤1をダマでツモ。

私 26800

上家 24000

下家 12000

対面(親) 17200



この状態でオーラスを迎えました。2着目の上家が親。

配牌は良好で、一列目で以下のテンパイに。


34索 567索 444678筒 中中  ドラ南

自分でトップを決めに行くならリーチでも良い場面。しかし、懸念材料が多かったんです。


まず下家が、索子のホンイツに向かっていて、既に2フーロ。

そして、対面も萬子のホンイツに向かっていて、赤入りで満貫確定。

2着目の親も、赤入り面子をチーしていて、逆転に必要な手(恐らく2900点)は入っている模様。

対面が使っているためか、場に萬子は殆ど出ていない。リーチしても、ちょっとあがれそうではない。

そして、何より、ドラの南が見えていない。このドラの所在次第で、二人の染め手がハネ満にまで化ける恐れがある。

かといって、ベタ降りしていたんでは、ノーテン罰符でまくられてしまう。

という事をあれこれと考えた結果、ひとまず役なしテンパイのまま様子を見ることにしました。


暫くツモ切りを続けて一枚目の中をスルーしたところで、一番引きたくなかった代物を引いてしまいます。そう、ドラの南。さあどうする?


選択肢は多分この三つ。(親以外には絶対に当らない筒子を1面子落として回すというのもありだったかもしれませんが)
①ツモ切る

②中を落として回す

③34萬を落として回す

流石に①はできません。当られたら目も当てられません。となると、回すしかありませんが、どちらを切るかが問題です。


中は1枚切られたばかり。一方の3.4萬は、萬子のホンイツの対面に非常にきりづらい。

きりづらいですが、現段階で聴牌しているかは判断できないという状況。

私は、散々迷った挙句、中を切りました。すると、なんと次にツモって来たのが残り一枚の中!!

しまった!!34萬を落としておけば南単騎で聴牌だったのに…と思うがもう後の祭り。

その後、下家が南をツモ切り。誰も使ってなかったんですね…。あわせて切って、再び聴牌を目指しますが時既に遅し。

結局私の一人ノーテンで、2着になってしまったのです。

流局時、私の手の3萬に評価ポイント。(対面の当り牌でした)


あそこで南をツモ切りしていても、誰にも当らなかったようですが、かといって2−5萬に関しては、結局ツモれなかったし、場にも一枚も切られませんでした。

3萬に関しては、最終的には対面の当り牌。打ち込んでいたら3着だった訳ですが、かといって、あの段階で対面が聴牌していたかどうかはわかりません。

打ち方次第でトップが取れていただけに、悔やまれる結果になりました。

本当に、麻雀は一打で結果が変わってしまいますね。