ウィッチブレイド第二話「惑」

物語が、徐々に動き出してきましたね。

ウィッチブレイドを欲する二つの組織の全容が、少しだけ見えてきました。

まず、導示重工。日本のベストテンに君臨するトップ企業。

そしてもう一つ、NSWF(ナソエフ・国家科学福祉財団)。



前回の騒動の後、意識を失った雅音は、導士重工に保護(一方的に)されてしまい、そこでウィッチブレイドが何であるか、自らを保護した意図は何であるかを、特殊機局の局長である鷹山から聞かされます。

それによると…

兼ねてから、幻の兵器であるウィッチブレイドを巡る戦いが続いていた。

その結果、6年前の段階では、導士重工が所有していたが、大震災を期に、行方が分らなくなってしまった。それ以来、行方を追っていたと。


そこからはとんだ理屈です。ウィッチブレイドは我々の物。何故か知らんがウィッチブレイドはお前を選んだ。ウィッチブレイドは取り外せない(取り外す技術は研究中らしい)。よってお前は我々の物。


滅茶苦茶言うなですぅ!能登麻美子は皆のものですよぉなんとまあ一方的な。

しかし、実際の所、公務執行妨害するわ、パトカー強奪するわ、器物破損するわ、挙句の果てには脱獄と、もはやA級犯罪者である彼女は、他に行くあて等なく、結局彼に事実上雇われる事になってしまいます。


一方娘の梨穂子ですが、児童福祉庁にだけは帰りたくないと、なんとかカメラマンの斗沢のねぐらまで連れて来てもらうまでにこぎつけますが、児童福祉庁から逃げ出した子供をかくまうような事をしてはただでは済まない現実があり、そこの家主に、翌朝には児童福祉庁に連絡されてしまいます。

どうすることもできず、意気消沈していた梨穂子でしたが、彼女の目に飛び込んできたのは、彼女の母親がいた監獄所から、女性が一人居なくなったというニュース。

ママのことかな…?そう呟いた梨穂子に、家主が一言。

「どさくさに紛れて逃げたんじゃないの?あたしだったらそうするね」

この言葉で、悲観にくれていた梨穂子の心に一筋の光が。

お母さんは頑張って逃げているんだ。私だって…!!

梨穂子は、児童福祉庁の迎えが来る前に、斗沢のねぐらから脱出し、ある場所へと向かいます。

それは、「東京タワー」。

第一話であった、何気ないシーン。東京に出てきた時に交わした取り決めがありました。

「迷子になったら、東京タワーで待ち合わせしよう」

母親もそこへ向かっていると信じて、梨穂子は懸命にそこへと走り続けるのでした。



前述NSWF(ナソエフ)ですが、主に子供を対象とした福祉財団で、児童福祉庁の建設に大きく関わっている模様。

公式サイトによると、その実態は遺伝子操作によって優秀な人間を作ろうと目論んでいるらしい。

その全容はそのうち明らかになるでしょうが、児童福祉庁の建設に何らかの悪意があるのは間違いない所でしょうね。




しっかし、梨穂子ちゃん可愛いわ…(爆)

なんであんなにお母さん想いなの。あんなに素直なの。

周りの反応を見ると、能登麻美子目当てであったりとか、主役が巨乳でハァハァとか言われていますが、私個人としては、はっきりいって(特に後者。能登さんは好きだけどね)どうでも良い。

ともかく、世界観、物語そのものの内容が凄く面白いと思いますね。

私が、今クールで楽しみにしているスクールランブルARIAなんていうのは、いずれも人気作の2期目。私にとっての楽しみというのは、元々の期待や、先入観が大半を占めているのが正直な所です。

そういう要素を抜きにすれば、私の中ではやはり今回はこのウィッチブレイドが一番期待大です。

ということで、この3つをS評価ということで、感想を書く頻度が高くなりそうですね。




SAMURAI7は今日チェックしましたが、時間が合えば見る程度にとどめておきます。

さらに、獣王星は見逃してしまいました(爆)

NANAは、弟がこれから毎週録画するみたいなので、それで一応見てみようと思います。超話題作でしたからね。