ハチミツとクローバーⅡchapter3


ハチミツとクローバー。通称ハチクロ。その人気は語るに及ばないでしょう。

ハチミツとクローバーⅡは、文字通り第二期にあたります。

同アニメを放送している通称「ノイタミナ枠」というのは、Animationを逆から読んだものかを指すそうで、従来の枠にとらわれない斬新なアニメを製作するという意図で、新たなアニメ視聴者層を獲得し、人気を博しています。


ハチミツとクローバーというタイトルは、ハチミツがスピッツの同名アルバム、クローバーがスガシカオの同名アルバムが由来で、原作者がこの二つのアルバムが並んでいる様子を見て決定したらしいですね。

その為、アニメの作中の挿入歌には、この二組のアーティストの楽曲が使われています。

これがたまらなく良い。特にスピッツ好きとしてはもうたまりません。



作品の内容は、美大生達が織り成す片想い絵図とでも言ったら良いでしょうか。

登場人物全てが誰かに恋をしているが、その想いが交わる事は無い。



ハチクロが面白い理由の一つに、登場人物の年齢の高さ、というのがあると思う。

従来の学園物、恋愛物というのは、高校生あたりの年齢設定が定番。

これが舞台が大学に変わることによって、大人な恋愛というか、話にビターさが加わってくる。

そして、「大人」だからこそ、恋愛の純粋さが際立ってくるというか、色濃く描く事ができる。

加えて、大学を卒業し、自分の道を歩んでいく事というのは、人生において最大の転機と行って良い出来事の一つ。

そういった葛藤であったり苦悶であったりといったものが、物語を味わい深くしているのではないでしょうか。



…以上、真面目に書きましたが、ここから変えますよ?





第三章…でしたね。



まずねえ。

野宮さんカッコ良すぎ


さらにねえ。

山田さん可愛すぎ




なにこいつら。俺をもだえさせて何が楽しいんだ、ええ!?(楽しんでるのはあんたです)




まず山田さんですが、これはまずみったんを抜きには語れませんね。

…ああ、勿論みったん=高橋美佳子さんですよ?

非常に個人的な事で申し訳ないですが、私は女性声優で誰が好きか、と聞かれれば、プロフィールなんかにも書いている通り、斎藤千和さんであったり、桑谷夏子さんであったり、と答えます。


しかし、女性声優で誰の声が好きかと聞かれると話が違います。

この場合は、高橋美佳子さんと、名塚佳織さん(等)なんですよ。


これは、要するに「女優でだれが好きか」と、「可愛いと思う女優は誰か」という違いです。

少なくとも私は、声優=役者だと思っていますから、通常は表面的な要素(=声質、顔等)では判断しません。

しかし、まどろっこしいので端的にまとめてしまいますが、アニメの1登場人物を評価する際に、高橋美佳子さんが演じているというだけで私にとっては物凄く評価が高くなるということなんですね。

声が可愛いというだけかなりのアドバンテージだという事です。

ですから、花本はぐみちゃんも可愛いと思いますが、「中身(=演者)がみったん」というだけで断然山田あゆみさんという事ですね。

華奢だけど腕っぷしが強い、というギャップも、一途なのも天然なのも良いです。


(※最初、空手やっている、という記述を、ウィキペディアの記述を思い出して書いてしまいましたが、どうもそうではないようなので、華奢だけど腕っぷしが強い、に訂正しておきます、念のため。)

まあ、ここまでについては書きたかったから書いただけで(爆)この後が本題なんですが、野宮巧さんですよ…。

山田さんよりちょっと大人で、仕事のできる素敵な男性。

女性に対して凄くドライで、どこかクールな感じの漂う彼が、山田さんに想いを寄せるようになり、段々青春の瑞々しい気持ちを取り戻していく様子が凄く素敵。(作中では青春スーツ再装着と表現してましたが)

クールで素敵な大人を絵に描いたような彼が、山田さんに一途な想いをぶつける様子は、同姓でも惚れるというか、たまらなくかっこいい。

さあ、カッコヨスポイントを抜粋だぁ!!!




山田さんは、想いを寄せる真山が、彼が想いを寄せる原田と、先々仕事でスペインへ行く話を聞き、深く落ち込んでいた。

そんな矢先に、鳥取にいる間宮からの電話。

間宮に対し、彼女は底抜けに明るい声で自らの元気さを主張する。「私は元気にやってますから、間宮さんも体に気をつけて、無理しちゃ駄目ですよ?」しかし、心の奥底に湛えた悲しみに、間宮はすぐに気付くのだった。

衝動的に車を走らせ、鳥取から東京へ。


その1

「何が無理しちゃ駄目ですよ、だ。するっつーの。明るい声出しやがって…。…信じらんねぇ。9時間かかんだぞ?」

キャー!!(誰)


一方、酷く落ち込んでいた山田さんを見かねた美和子が、彼女に野宮に物を届けるように言い付け、鳥取へと向かわせる。
その結果、不眠不休で東京に駆けつけた野宮はすれ違いになってしまう。
その事を聞きつけた野宮は、トンボ帰りで引き返す。美和子に、言付けを残して。

鳥取についた山田さんは、野宮の同僚である山崎に届け物を渡し、即座に帰ろうとするが、美和子を通じて、「山田を帰すな」と言われていた山崎が必死に引きとめ、やがて野宮が帰宅。しかし、往復18時間不眠の野宮は、「帰らないで」と一言言い残し眠りに落ちてしまう。

翌朝、野宮は山田さんを砂丘へと連れ出す。


砂丘を見て一人感激する山田さん。そして、砂丘を先導する野宮について歩きながら尋ねる。



その2

「あっ、そうだ野宮さん。昨日はどちらに行ってらしたんですか?」

「え、ああ…東京だよ」

「えっ、東京…お仕事ですか?」

野宮は徐に立ち止まると、振り返って一言。

君に会いに行ったんだよ


ムッハー!!(だから誰)

ちなみに、そんな突拍子も無い事を言われた山田さん。暫く呆然とした後、テレながら。


「えへへ〜…。本当は何でなんですかぁ〜??]


テラキャワス(をぃ)


その後、間宮は、電話の時山田さんが落ち込み、直後涙していた事をすばり指摘する。


その3

「…何かあったの?」

「え?」

「電話した時、めそめそしてたからさ」

「し、してません!!」

「そう?じゃあ、電話切ってからだ」

すばり言い当られ、顔を真っ赤に染めて動揺する山田さん。驚天動地とはこのことか。

「あぁぁぁ、な、ななななんで?野宮さん、なんで…」

「さぁ…なんででしょうね?」

唖然とする山田さんを残し、野宮は一人歩みを進める。そして、一人思う。

わかるよ…。…だってさ、ずっと見てきたんだ。君がそうやって真山ばかり見てるから、気がつかなかっただけでさ…」


わぁおーーーー!!(だーかーらー)

ギザカッコヨス。ステキシンスケクン(馬だろ)


そして、別れのとき。

東京へ向かう列車の停まった駅のホームでのやりとり。


その4

「なんだか、とっても楽しかったです。お土産もこんなに買ってもらってしまって…ありがとうございました。砂丘見られて良かった。綺麗でした。…元気出てきたんで頑張ります。野宮さんも、お体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいね。えっと…それじゃ。」

そういって、電車に乗り込もうとする山田さんを、間宮が呼び止める」

「…山田さん」

山田さんが振り返る。

「どうしようも無くなったら、俺を呼びな」

「えっ…」

目を皿のようにしながら、答える。

「あっ、はい…。でも…何でですか?」

プルルルル。別れを告げる発車のベルが鳴り響く。

「何でって…」

発車のベルが鳴り止んだ、その刹那。

何でって…君が好きだからだよ

プシュー。ドアが閉まり、電車は放心状態の山田さんを乗せて、鳥取を後にするのでした。

うわー…滅茶苦茶かっこいいよ…

タイヤキ5個じゃ足りないくらいかっこいいよ祐一…(マテ)


いやー、なんて素敵なんだ。

もう、私はこのカップル激推しで行きますよ。ええ、片思いラプソディなんてクソ食らえだ!!他のはどうでも良いから、なんとしてもこのふたりをくっつける!!(え)


ってか、間宮さんの声も良いんだよなあ…。役柄にあってて。浜田賢二さんという人が演じていらっしゃるみたいですが、この役だけでファンになりそうですよあたしゃ。




本日の結論。

山田さん最強。みったん最強。(えっ?)