貧乏姉妹物語第6話「さびしさと銀子とお姉さまの日」
明日7話放送なのであわててとりあげる(爆)
時期はずれでごめんなさいね、だってやっと録画で観たんだもん。
非常に解りやすいストーリーでしたね。良くあるテーマといえばテーマ。
前半の展開が詰込み気味な気はしましたが、起承転結はっきりしていて、明確なメッセージが後半にぴしっ、ぴしっと込められているので非常に好感が持てました。
同じ姉妹での二人暮し。
金持ちで何一つ不自由しないが、多忙な姉はいつも家を空けており、互いにすれ違いが続く越後屋姉妹。
貧乏で苦労が絶えないが、姉妹で助け合いながら、ずっと二人でいる山田姉妹。
この両者の対比ですね。
越後屋銀子は、何もかも完璧で、皆に頼りにされている姉を誇りに思う一方で、それ故家を空ける姉に、「独りぼっちにさせられている」と思っていた。
しかし、山田あすちゃん(妹)とのやりとりで気付く訳ですね。それが、独りよがりな考えだったという事に。
山田あすちゃんの台詞。
「お姉ちゃんの為なら頑張れるよ。私は、お姉ちゃんにとって世界でたった一つのがんばらなくていい場所になりたいんだ」
銀子に、「だらしない姉のお世話は大変ね」と皮肉られたのに対しての返答です。
これは正直名言だと思います。
頑張るというのは、広義な言葉です。何も、仕事や勉強、という意味だけではありません。
皆、日常で無意識のうちに頑張っているんですよ。
誰かに気を使ったり、何かに縛られたり。自分の「素」に対して抗っている。その為に力を使っている。
そうしなくて良い場所というものがあっても良いじゃないですか。
本来、「家庭」がそうあるべきなんです。
まあ、今の世の中の実像はといえば、家庭でも色々と縛られまくりな訳ですが(爆)
しかし、どのような形にせよ、「頑張らなくて良い場所」というのを作らないと、人間気が滅入るどころではすまなくなります。
現代社会の課題の一つかも知れませんね。
で、銀子ちゃんは、「姉に独りにされている」という考えが自分本位であると気付きましたから、こうなれば後はストーリーとしては、「姉が自分を想ってくれている」「自分の為に頑張ってくれている」という決定的事実を突きつければ終了ですね。
ということで、深夜に帰宅した姉が、疲れた体をおして、じぶんの洋服を一枚一枚、丁寧に畳んでくれている様子を目の当たりにします。中々の名シーンでしたね。
あらすじをすご〜く半端な感じで書いていますが、なぜかというと公式ページに相当詳しくのってやがるからです
あらすじっていうかあれじゃストーリー全部な気が…。
以下、箇条書きでこのアニメのポイントチェック(何)
○姉妹のほのぼのシーンでいちいち過剰演出が入るが、一連の流れや台詞回し等がちゃんとしているので、くどくなりすぎてどうかと思う。…原作がそうなのかな?
○3時10分からとか、遅すぎて普通の人観られませんから
○銀子ちゃんの声は小桜エツ子さんですが、なんというか自分の中でミルモの印象があまりに強すぎて、どう頑張ってもミルモの声にしか聞こえません(爆)
○妹の山田あすちゃん。あまりに可愛すぎる訳ですが(え)、これはもう朋先生新最強伝説の幕開けか!?(えー)
金田朋子さんといえばやはりあずまんが大王なんでしょうが、ここに新たな金字塔がっ(をい)
うーんこれはあれだ、ウィッチブレイドのりこちゃんと良い勝負ですよ?
これはバトル勃発だな。
りこ=神田朱美vsあす=金田朋子。ごごごごごごごご(え)
しかし、ぐうたらを支える妹図式はもう鉄板になりつつありますね。
※かなり疲れていたので文章ぐだぐだの可能性大。とほほ