ローゼンメイデン・オーベルテューレ前編

久々のローゼンメイデンの特別編。あまりに放映時間が遅いですが、頑張って観ましたよ生で。

真紅達が、ジュンと出会う以前どころか、他のドール達と出会ったばかりの頃の話ということで、タイトルの通りローゼンメイデンにおける序章(=オーベルテューレ)と言える話になってますね。

事前の出演者インタビューで、見所はなんと言っても水銀燈だと多くの人が言っていましたが、いや〜あんな弱弱しい水銀燈には驚きましたね。

ローゼンによって最初に作られた(第一ドール)ローゼンメイデン水銀燈な訳ですが、初めてという事で失敗作(ジャンク)として作られてしまう。その水銀燈が、自分と比較して完成品といえる第五ドールの真紅がローゼンに愛でられているのをみて涙を流しているという冒頭のシーンは印象に残りますね。

水銀燈というキャラクターは、表向きには、残虐非道、実質主役である真紅に仇なす存在であり、アニメのローゼンメイデンでは完全に悪役として扱われファンの反感を買った経緯がありますが、トロイメントにおけるラストであったり、この前編を見る限りでは、本質的には物凄く心の綺麗な子なんだなあという印象です。

何が彼女の性格を歪曲させてしまったのか、様々あるでしょうが、その辺が後編で描かれるのかな。

しかし、こうなるのも無理も無いよね。人間に置き換えて考えちゃうとぞっとします。

親が子供を何人か生んで、出来の良い子だけを可愛がる…、そんな親だって絶対いるし。


真紅は、ジュンではないミーディアムと共に生活をしていますね。アリスゲームに関しては完全に肯定派で、トロイメントの時の彼女とは真逆です。

真紅のネコ嫌いは有名でしたが、その理由も一応扱われてましたね(笑)

暗いところで目が光る。舌がザラザラ。…舌がザラザラってw


蒼星石は変わって無かったですね。



そーしてそーして、注目はなんといっても我らが翠星石ですが、やはり昔から争いごとが嫌いだったんですね。口は悪いけど本当に良い子ですね。まあ、口が悪いのにっていうギャップがまたファンからしたら良い訳ですけども。

久々に翠星石@桑谷夏子の声が聞けて嬉しいですわ。最近綾瀬夕映しかなかったし。朝倉涼子のキャラソンは一応押さえてますが、涼宮ハルヒは見られてないし。前編では、翠星石の見せ場のひとつとなる、コント的要素も内容に含まれていたので良かったです。

…はあ、30分翠星石祭りとかやってくんないかね?(をい)


しかし、今更ながら真紅役の沢城みゆきさんって凄いよね。演じわけが見事ですよね。

この前にやっていたウィンターガーデン(デジ・キャラットの特別編?)にも出ていたし、
最近ではネギま!=ネギ君の姉ちゃんとシチミと黒薔薇男爵、レッドガーデン=クレア等色々出ていますが、全部きっちり個性が出てるのが凄い。

だてに現役中学生で難関オーディション突破してないですよね。今は立派な女子大生ですが、それでも私よりちょっと年下なわけでしょ。恐るべし。天才って奴なんですかね。一生懸命演技の勉強したみたいなんですが、それがちゃんと成果として出てますよね。

実際、声優の人って、声質そのもので売っている人も居るからあれですが、結局同じ声で違うキャラクターになりきれない場合が結構多いですからね。
この人は若いけどプロだな〜とつくづく思います。


明日の後編も楽しみにしてますよ。

っていうか、この特別編を態々やるのはもちろん…


第三期への布石ってことで良いですよねTBSさん。


たった2回の特別編の為だけに、アリプロ霜月はるかkukui)にテーマ曲提供させるなんてどうかと思いますから、当然続編があるんですよね???


…っていうかあれだ。

第三期やってくださいお願いします。