風色恋譜CDお渡し会雑感


※イベント初心者としての体験談を重視した書き方にしています。私のように、CDお渡し会ってどんな感じ?と思っていた方に喜ばれるようなテイストです。
※特定しないでください(え)…でも、同志の方なら別に良いや。


8月1日、野川さくらさんの最新オリジナルアルバム「風色恋譜」が発売になりました。
この発売日の8月1日というのは、彼女にとって特別な日なんです。彼女が「そよ風のロンド」でCDデビューしたのが、6年前の同じ8月1日なんです。

ということで、今日痛恨の言いそびれをしてしまったので、ここで改めて書きたいと思います。

野川さくらさん、CDデビュー6周年おめでとうございます!!

6年の間に、声優としてのあり方や、様々な変化があったと思いますが、変わらず愛されてきた彼女の歌声。

彼女の歌声って、物凄く澄んでいて、魅了されるんですよね。悲しいバラードとか歌われると…ねえ。ファンの方ならわかるでしょう。

アイドル声優としては転機を迎えている時期ですが、これからもより成長したさくにゃんの演技や歌を楽しみにしています。

はあ、少し気が済んだ。直接言えよ俺…orz



では、要望もあったし、レポ的なの書きます〜。

ということで、昨日書いたとおり、野川さくらさんの最新オリジナルアルバム、「風色恋譜」発売を記念して秋葉原某所でおこなわれたCDお渡し会に、本日参加してきました。

昨日書いたとおり、はっきり言って私にとってはエセからのオタクデビュー(爆)の記念すべき(?)イベント。
CDお渡し会というイベント自体は、ご本人に直接CD渡してもらって、ちょこっと会話して終わるという大したものではない(握手も駄目だったね。やろうとしている人すら居なかった。別に握手会あるからね)とはいえ、正直物凄く緊張していました。

集合時間のちょっと前くらいに会場のヤ○ギワさんに到着。(ほぼ伏字意味無しw)。
店舗の横側(=集合場所)に、それらしき人達が居たので、さり気なく紛れてしばらく経過。

やがて、スタッフが現れ、整理券番号を順番に読み上げ、該当者を列に並ばせ始めました。がしかし、間に結構な抜け番があった。この時は「何で遅刻してんだよ〜」なんて思いながら苦笑していたのですが、これには遅刻者以外にもう一つ理由があった模様(後述)

列になってみて、改めて参加者達を俯瞰してみる。なるほど…な顔ぶれ。っていうか…皆さん背低すぎです

さくにゃん自身が低身長なのは知っていたが、ファン諸君、お前らもか!(爆)
勿論、高い人だって居ましたが、トータルでみると、170の俺が上位に来てしまう感じ。

いかにもオタク…って感じもちらほら。さくらのはっぴ着た人も居た(笑)

平日の17時という時間帯もあって、やはり若年層が多かったですね。中には、中学生、高校生も居てびっくり。
高校はまだわかるが、中学生って…いやはや。ダカーポでブレイクした時小学生って事か。
…うーんワンダフル。しかし、そういう世代のファンが居るなんて流石だなあ。

まあ、そんな事を考えていたら、何か全く緊張が無くなってしまった。結果的にこれが災いした気もするんですが、周囲に想像以上に挙動不審な人がいたりしたせいか、全く未知の世界に対する恐怖心が無くなってしまったんです。


その時、突然秋葉原に甲高い声がマイクを通じて響き渡る。

にゃっほ〜!!

ラジオと同じ声だ!…あ、本人が来たんだ〜(居る位置からして見えない)、と思うより一歩早く、周囲の人間が

にゃっほ〜!!

と野太い声で返す。残念ながらその輪には入れなかった(爆)これは、ノリノリで言っていた人と、やっぱりいえなかった人と居たなあ。勿論、言えと言われれば言う覚悟はありましたけどね。ファンとの合言葉だから。でも、初心者には能動的には難しいよね。


で、お渡し会開始。

他の人が何喋っているかとか、参考にしたかったんだけど、案外聞こえなくて断念。

以下簡単な図解(図ってほどでもないんだけど)


列 店              店
列 店          ス   店
列 店        ス 野 ス 店
列 店店 入り口店店  お渡し会 店
列列列…      ス列 ○  ス


ギギギギギギギギギギギギギギギギ

列っていうのがファンの列。店ってのは店の輪郭を示してます。
スはスタッフ(さくにゃん側、店舗側双方)。野が野川さくらさん。
ギってのはギャラリーです。○の位置に居る人がイベント真っ最中。

このイベント、店の一階の入り口付近でやっているものだから、ギャラリーが物凄く居て。
この後、アソビットシティトーク&ミニライブがあったので、そちらにのみ参加する人がみていたりっていうのもありましたね。
正直、店舗内でやってほしい気もするが、わかっていた事だから仕方なし。
でも衆目にさらされるのは不快じゃなかったですね。同類で固まってるからだと思います。赤信号、皆でわたれば怖くないって奴です(爆)

店舗自体の入り口を列がまたがないようにスタッフが仕切り、ギャラリーは道の隅っこで区切られて、通行人の妨げにならないような措置。通行人に対しては立ち止まらないようにスタッフが誘導。


という感じなので、他の人が何喋ってるか聞き取るのは不可能でした。まあ、その方が良いけどね。きかれたら恥ずかしいし。

ということで、自分の番が来るまで何のヒントも得られず。

が…しかし。先ほど述べたように、私の中に、悪い意味(重要)で緊張感が無くなってしまいました。何なんだろう。正直、おどおどするものだと思い込んでいたんですが、異常なまでに落ち着き払ってしまって…。本当、内心びっくりでしたが、そのまま私の番になってしまいました。


目の前で初めてさくにゃんをみる。
身長確かに低い。メディア越しにみるのとは印象がちょっと違うけど、結構可愛いなあ。ちょっとぽっちゃりしているのも聞いていた通り。でも、やっぱり、間近で観ると、良い意味で歳相応。年齢相応の可愛らしい方でした。

ここからは…うーん…。

何か妙に落ち着き払ってしまったいた私、CDを受け取った後、言おうと思っていたことを、かいつまんですぱぱぱぱ〜っと話してしまう。一度も詰まったり噛んだりもせず。今振り返ってもなぜかわからない。
とても、昔オフ会に行ったとき、自己紹介を振られ、
「え、え〜っと、ど、どどどどうも初めまして。え、え〜っと…ホームネームステイゴールドです」
と言った人と同じとは思えない。ホームネームって何よ!?勿論、HN(ハンドルネーム)と言おうとしたんですよ?

その後、スタッフの人にちょいっと押される。この時、私は、「あ、もう時間なんだ…」と超冷静に察知、締めで言おうと思っていたセリフ「ライブも行けたら行きたいと思っているので、頑張って下さい!」と言ってその場を離れてしまいました。



えーと。何を言ったか端的に言うと、個人的な話。初めてだとか、ずっとファンだったとか、会えて嬉しいとか…そういう事。つまんないよね。


ファンとしての生の声って感じではない。正直機械的だなあと、振り返って思う。気取りすぎた、無難に行き過ぎた、そんな感じ。上手くいったようでいってない典型。

ライブの話に触れてなかったらやばかったなあ。相手の話がゼロになるところだったもん。
後、(CD)デビュー6周年おめでとうは言えたら言おうかと思ったんですが、機会逸しましたね…。
これ、後で考えると必須項目だよなあ…。後で見ていて、なんか二人でペコペコしあってる絵もあったんですが、多分それ言ったんだよなあ。うーん、しまった。何のためにこのアルバムが8月1日に発売するんだって話だよな。

他にもローゼンメイデン雛苺の演技で物凄く感動したとか、
ラジオだって最近は良く聴いているし、歴代のCDだって、キャラソン系以外は大体集めて聴きこんだし、瀬戸の花嫁も物凄く楽しみにしてるし。先週は彼女の演じる江戸前留奈の出番が無くてがっかりしたんだけど…。
日記だって最近は欠かさず読んでる。

このような、私の具体的な想いを少しは伝えないといけなかったなと振り返ると思います。


加えて、折角の「会話」なのに、私があまりにすらすら喋り過ぎて、相手に喋らせる機会を自分から減らしてしまった気がする。
二言三言喋ってくれたんだけど、所詮私の言葉に対する相槌や返答ですからね。しかも、内容をぼやーっとしか覚えていない辺り、実は私の頭が特定部分を除いて真っ白だったのが良くわかる。
かなり勿体無かったな〜と後悔。

しかも一番痛恨なのが、最後。スタッフに促された瞬間、「あ、もう駄目なんだ」と思ってしまった私は、慌ててその場を離れてしまいました。

冷静なようで一杯一杯で、自分の番が終わったあと、ギャラリーに紛れて様子を見ていた時に気付いたんですが、さくにゃんは、ファンの方がその場を離れる際、必ず相手の方を見て手を振っているんです。私の時も例外では無かっただろうに、その様子を見ていない…。慌ててその場を離れてしまったから。

これも後で気付いたんですが、スタッフの方が話を切るように促してくるのは、これもいわば「慣例」。そろそろ時間ですよ、という意味であり、即離れないとまずいというほどの警告では無いんですよね。
勿論、ここで粘りすぎるのはマナー違反ですが、私にはもう少し時間があったということです。もう一回彼女の方を振り返って、手を振ってくれる彼女に何らかのリアクトをするべきだった。これが、今回の一番の失敗ですね。

ちなみに、その時のさくにゃんの様子として覚えているのは、最初私を見たときに怪訝な顔をしたこと(全く見覚えが無かったからでしょう)、初めましてといってからは表情が元に戻って、後はずっとファンだったとか、あえて嬉しいと言った時に「そうなんだ〜」「ほんと(に)〜!?」っていう感じの事を言ってくれて、ライブの話をしたら「是非来てね!」と言っていた…くらい。



で、その後は、先ほど書いたように、折角なのでギャラリーに紛れて、イベントの様子を最後まで見ていました。

やっぱり、イベントに慣れている人の場合は、会話もお手のもののようで、さくにゃんも楽しそうにしていました。
プレゼントをあげている人は…2割くらいかなあ?花が多かったかな。でっかい人形あげてる人も居たなあ。
周囲の人が言っていたんだけど、一般的に、ぬいぐるみって、盗聴器が仕込まれている可能性がある為、あまり好ましくないらしいです。
後は、スタッフが促しても全く動かない人とか、一人で6回というつわものも居てびっくり。
ってか6回って…いや、良いけど、その6枚買ったCDどうすんのさ。くれぐれも転売とかやめてくださいよ。なんか寂しいじゃないですか。イベントだけ目当てみたいで。
ちなみに、こういう方がちらほらいたのが、冒頭で述べた、参加券に対応する人が居なかった要因の一つだったみたいです。



遠巻きに野川さくらという人物を見ていると、声優とはいえ、プロのアイドルだなあ…と唸らされる部分がたくさんありました。

一つは仕草。まあ、端的に言うとぶりっ子してました。でも、男が(特にオタクが)喜ぶ仕草ってのを本当に良く理解しているなあとしみじみ思った。

身長の低さを生かして、ファンを見るときは必ず上目遣い。他にも、両手をあご辺りで組んでみたりとか、何か言うと可愛く拍手したりとか、手を振るのもそう。
正直、ファンであるという色眼鏡を考慮しても可愛かった。私は、別にぶりっ子が好きなわけじゃあないんですけど、それでもね。アイドルとしての意識の高さを感じました。

もう一つは表情。これは周囲の方が言っていた事でもあるんですが、物凄く表情が豊か。
近年、妹キャラ一辺倒だった声優野川さくらが、飛躍的に演技の幅を広げたと巷(?)で話題ですが、それが顕著にあわられていたと思うのがこの部分。

正直、言い方悪いですが作っていると思うんです。普段からあんなだったらパンクします。でも、喜怒哀楽、それ以上の豊富な引き出しを持っている。
プレゼントをもらって喜んでいる様子やファンを励ます姿、さくら組(ファンクラブ)のメンバーを見つけた時の安心した表情など、本当に様々。
それが、声優としての演技の幅が広がった成果なんじゃないのかなあ。

この辺の事は、生で見て初めてわかりました。やはり、現場を知ることは大事ですね。


結局、最後までその場に居ましたが、最後は本人がマイクで、来てくれた事に対するお礼と、アルバム、ライブの告知をしてお開きでした。

その後、さくにゃんはそのままスタッフに囲まれてアソビットシティへ移動しました。


ということで、長々と書かせていただきました。

事前の予測とは異なる部分で不本意な点が多かったですが、良い経験になったと思います。

ただ、強く思ったのは、「半端なオタクは損だ」って事です。やるならとことんだなあと。

6回参加しろ、って事ではないです。ただ、やっぱり、参加するなら目一杯楽しまないといけませんね。

ギャラリーに混じってみていると、ファンの方々の表情が目にります。皆一様に嬉しそう。ニヤニヤしちゃって、正直端から見ていると気味が悪い。

でも、その方が絶対幸せだ、というのが私の強い感想です。

こういう経験が全く皆無だったから仕方が無いけれど、私は折角の機会なのにどこか壁を作って接してしまったし、ニヤニヤしたら恥ずかしいなあ、という意識が心の奥底にあった。平然としているのがカッコいいよ、みたいな。

全然違いましたね。

やっぱり、想像していたものと、実際の物とは全く違いますね。これは、今回の事に限らず、すべての事に大して言える事。

challengeという言葉の大切さを痛感した一日でした。


今回は滅茶苦茶細かく書きましたが、もし次回があればこんな書き方はしないと思います。

今回は握手会パスしますが、次回辺りなら行く勇気あるかも。…あるのか次回(爆)

でも、6周年おめでとうを言い損ねた負い目があって、今リベンジしたい気もするなあ…。

気に病みすぎなのも確かですけどね(笑)

まあ、こういう経験を糧にして、今後に活かしていくしかないですね。