イベント心得?

とりあえず、前回の日記で書かなかった事をちょこっと追記。


一番に思ったのは、熱心なさくにゃんファンの皆さんの愛。

勿論、それこそ大昔からファンだった人から、私のように割と最近ファンになった人等、様々います。

それを、「新参」「古参」と差別するのはおかしな話ですが、それでも思ったのは、想いの深さが違う。



ああいう、本人と直接会話ができるイベントで、皆さんがどのような話をしたのか、色々な方から聞いたりしました。

それを統合して、常連の…なんといったら良いかな。イベントやら、ライブやら、そういったものに足繁く通う熱心なファンの方に共通していたのが、思いやり。

自分じゃないんです。まず相手なんですよね。解るかなあ。

自分があこがれている人に会える、という発想ではなく、あくまで相手本位。


言葉にするのが難しいんだけど…。とにかく、私からすれば、普通は、こういう場合、ミーハーな発想が先に来るだろうと思っていたんですよ。好きな子に会える〜みたいな。

勿論、そういう人もたくさん居たと思います。

でもね、熱心なファンの方って全然違うんですよ。たとえば、さくにゃん自身が日記に書いている(良かったら公式チェックしてみてください)。

「1日のイベントでは、9月のライブまで
あんまり時間がないから
『さくにゃんが心配だよ…』って
みんな言ってくれたの。」


これ喋った人は凄いと思う。

自分の色々な感情より、その言葉が先に来るか。私には衝撃でした。

同時に、こういう、ファンと、この場合は声優だけど、こういう直接交流できるイベントを行う、「声優側の意義」がわかった気がしたんです。



以下、揶揄する書き方をしますよ。アニメオタク、声優オタクなんていうのは、言い方悪いですが、見た目的に負の特徴を持つ場合が結構多い。私だって勿論そっち寄りでしょう。

見た目が全てな訳がないですが、第一印象で人を判断する上では大きい要素。
そんな人と、喋ったり、握手なんかしちゃったり…という事を、相手側の目線で考えたら、本当に楽しいの?なんて考えませんか?

私はある程度そう思っていたし、アイドルとかになんて興味の無い人が、状況を想像した場合、同じように感じるのではないでしょうか。

ファンを大切にしていないという意味ではないですよ。自分のファンを悪く思うわけが無い。ファンが一番大事。ただ、そこに、プロとしての割り切りがあって、ある種「興行」的な意味合いでこういうイベントを行っているものだと私は思っていた。

正直、「興行」の意味合いも強くあるでしょう。イベント目当てでCDを買い漁る方がいる訳ですからね。

でも、それだけじゃ無かったんだなあ…と、先日様子を見ていてしみじみ思ってしまった。

イベントにわざわざ来て「ライブまで時間少ないでしょう?準備や練習も大変だろうし、秋からのアニメのアフレコもあるだろうし…。最近、日記にも忙しくて睡眠時間が少ないって書いてあったし、さくにゃんが心配だよ…」

何て言われてみろよ(※便宜上適当に間を補っています。)。感動するよ、絶対。


これは、正直まねしようと思っても無理でしょう。ただ、凄いなと思った。

色々なファンがいて良い。

ミーハーなファンだって良い。見た目だけで好きになってたって良い。

皆、きっと彼女にとっては大切な「ファン」。

でもね、こういう人はファンの鑑だなあと思った。同時に、何か物凄く距離というか壁というか、そういったものを感じた。

これは、特に、ファンと本人との関係が密な例なだけなのかも知れません。アニメファンありきの「声優業」ですし、さくにゃんは特に、バースデーイベント、ファンクラブ限定イベント等、ファンと交流する機会が豊富な方ですから。
バースデーライブの時の話なんか聞くと、ファン側の温かい演出とかもあって、羨ましく思いました。

繰り返し言いますが、ファンは色々な形があってよいはずです。

どんな形でも、好きな事実、応援しているが伝わればきっと喜んでくれる。

でも、今までの意識に「思いやり」というスパイスを加えるだけで、きっと相手に与える印象ががらっと変わると思う。

これが解っただけでも、私にとっては意義があったかもしれません。




とまあ、重たいんだか重たくないんだか解らない流れで、思ったことをつらつら書かせていただきました。

もし、この先こういうイベントに参加する方居たら、ちょっと意識してみると良いかも。




ところで、これも日記にあったけど、ぶどうのうにゅ〜(大福)あげた奴だれだ(爆)本当にうにゅ〜あげる人居るんだ、やっぱり。やられた。

でもさあ、今回は「スタッフと一緒においしく頂きました」とあるから良いけど、皆いっせいにうにゅ〜持っていったらどうなるんだ…と考えると、やっぱり食べ物は…どうなんでしょうね。

日持ちする物とか、お菓子とか…ならわかるけど、生菓子は…。



そういえば、さくにゃんの当日の服装って、アルバムのジャケ写と一緒だったんですけど、CDを受け取った時に、そのジャケットと、目の前に居る本人を見比べて何かコメントしている人も居た。その辺のコメントってアドリブだろうし、凄いなあと思った。



後もう一つ。

某ブログで、当日のヤマギワさんでのイベントの様子を遠くからとって、「平日の夕方にあんなに人だかりができるなんて…」なんて書かれているものがありました。

…に省略されている物は大体検討がつくので、あの場にいた者として少し書かせてもらうと、当日イベントに居た人は、私を含め、明らかに学生だろ、という人間が一番多かったですよ。

遠方から来たり、名古屋経由の方も居ましたが、そういう人たちは、ちゃんとした地盤がないとそういう事できないはずですし。

そもそも、私は秋葉原の近くに住んでるんで解りますが、あの辺、平日昼間でも相当人が居ますよ。

オフィス街も兼ねてますしね。

ですから、特別奇異な光景ではないと思うんですが…。

奇異じゃないと思っちゃっている私が汚染されている可能性もありますが(爆)





ということで、今回のイベント参加は、隠れオタクだった私にとっては相当の事件だったので最近は周囲に露骨にばれる位色々浮き足だって居ましたが、これで一段落です。

ってか、母親にばれるとかどうなんでしょうね(笑)最終的に、アルバムのジャケット見て「あら、美形じゃない」と言われたのでちょっと驚きましたけどw我が家にさくにゃんフィーバーきたる。



これからは、普通のスタンスでブログ更新していきます。

でも、未知な体験だったから、色々勉強になりました。

今回の事に限らず、やはり世の中のことって、実際に見て、触れてみないと解らないことって本当に多い。

知ったかぶったり、悟った気になっていてもつまらないですね。

前に踏み出す勇気、目的、意義…そういったものを、ちょっとだけ貰えたような気がしています。

それに、ちょっとだけだけど、折角会うから格好に気を使ってみたりとか(笑)新鮮な感覚でした。


名古屋、大阪でのイベントに参加される方、楽しんで来てくださいね。