ワンダーモモーイ


前回、異常に長い瀬戸の花嫁の感想を書いた結果、このブログのアクセス数が物凄くなりました。

作中のkey系パロディについてや、弾けた演技を披露していた三宅健太さん、玄田哲章さんに関しての検索でたどりついた方が多数。まあ、興味持ってしかるべきですけどねあれは(笑)


ところで、このブログしばらく更新が停滞していたんですが、復活後に扱った記事の中に、この瀬戸の花嫁の感想記事以上のアクセス数を記録したものというか、検索カテゴリーがある。

それが「いさじ」。

ニコニコ動画で、「歌ってみた」というカテゴリーの動画を良く見ている方にはおなじみの、ニコニコ動画界隈での有名な歌い手さんなんですよね。

素人とは思えない抜群の歌唱力に加え、腐女子の喜ぶBL系歌唱にも長けていて、「魔王」なんて称号がついています。

そのいさじ氏の歌っている動画を、先日、一つ二つとりあげたんですが、本日紹介したいのが表題のワンダーモモーイ

厳密には、WONDER MOMO-iなんですが、モモーイという単語でピンと来る方も多いでしょう。

モモーイといえば勿論、瀬戸の花嫁で瀬戸燦役として活躍中の、通称秋葉原の女王、桃井はるこさんです。



このワンダーモモーイという曲には、一つ大きなと特徴があるんですね。

それは「変身する」事。…これだけじゃ意味が解りませんね。


基本的に、この曲はどちらかというと電波系の曲。最初は、アイドルソングのような感じで、モモーイが持ち前のロリ声(笑…いいよね。声優さんだしね)で可愛く歌っているんですが、サビの直前、「へんし〜ん♪」の一言を合図に歌唱がロックに一変するんです。

まあ、変身に関しては、「ワンダーモモ」という元々のアレンジ前の設定とかが関連しているんですが。

さらにこの曲の凄い所は、電波→ロックと来ておきながら、ラストの部分が神懸り的な良曲に仕上がっている事です。

この曲の歌詞自体は、地味で根暗な女の子がアイドルになる夢を叶える様子を描いた(っていうか自分の事か)前向きなメッセージソングなんですが、後半部分は、特にこの楽曲に込められた思いが集約された素晴らしい仕上がり。
こんなヘンテコな曲でジーンと来るとは思わなかったですが、とにかく何か壮大なんですよね(笑)


とまあ、電波→ロック→感動という謎の三段活用。これをこなせるのは桃井はるこという人の非凡さ以外の何者でも無いと言えるわけなんですが、負けず劣らずいさじ氏が凄い。

ロリ声部分を裏声で披露。まあ、普通に考えたらちょっとキモイ訳なんですが、無理をして歌っているはずなのにビブラートも出ていて、音を一切外さないというのは正直脱帽。

そして、変身後は真価発揮。掛け値なしにかっこいい。

で、最後の感動部分が素晴らしい。壮大さに関しては本家のモモーイ以上。加えて、この動画では、最後は変身前の高音と、変身後の重低音とをハーモナイズさせているんですが、高音が存在していることで、最大の持ち前の重低音が物凄く引き立ち、壮大さを後押ししてるんですよね。


ということで、いさじ氏は凄いと思うわけです。CD出したら絶対買うわ(爆)

ちなみに、女性だときよのさんという方の歌っているサンホラの曲が凄いです。



http://www.nicovideo.jp/watch/sm292011

ワンダーモモーイいさじバージョン


http://www.nicovideo.jp/watch/sm604110


本家モモーイ(ライブの映像)


(ってか、今知ったけどサムネイル表示非対応なのね、はてなダイアリー


下が本物のモモーイ版。しかし、このライヴは楽しそうだなあ。周囲気にしないでぴょんぴょん跳ねてたらストレス発散になりそうだよなあ。

何か、どうしてもこういう場所だと萎縮しちゃうけど、このノリなら羽目外せるかも(爆)





以下余談。先日2chで、「しょこたんモモーイ、結婚するならどっちがいい」という謎のスレッドが。

まあ、意図としては、オタク系アイドルという観点での2択という事なんでしょうが、正直言って、しょこたんモモーイでは、言葉にしてしまえは同じオタクでも、実情は全く違います。


しょこたんのオタクっていうのは、結局視点が我々に近いんですよね。ですから、オタクからみればいわば我々の「同胞」的な見方。

しかし、モモーイっていうのはそうじゃない。正直彼女はオタクなんてのは超越していると思う。
ファンからみたら、「女王」なんて評されるように格の違う存在なんですよ。

彼女の非凡な才能とか、異常なエネルギーとか、正直一般人には太刀打ちできないでしょう。だから、結婚しても「普通は」つりあわないでしょう。というかついていけないでしょう。

しょこたんだったら、ついていくことは理屈上では可能だと思いますからね。

まあ、モモーイは良くも悪くも別格だと私は思います…(笑)。ホント凄いよあの人は。今なんかドイツのオタクの祭典に招聘されているらしいし。どんだけー!