CLANNAD AFTER STORY 19話


…はいはい。まあ、二週連続でアウトですわな(爆)
まあ、「泣いた」という定義がどこからなのかはちょっと分かりませんが、目頭が熱くなって、思いっきりウルウルしてましたよええ。


前半では、初めて最愛の娘を亡くした親としてのさなえさん達が描かれましたね。悲しみにくれる暇もなく、汐を引き取って、5年間育てて…。育児に忙殺されていたお蔭で、救われた面が物凄く大きいのは間違いないとは思いますが、人は悲しみを、特に死別の悲しみはただ忘れるだけでなく、乗り越えなければなりません。深い悲しみは、一度向き合わない限り、心からはなかなか消えていかないものです。
私が、かつて祖父を亡くした時、あまり深く悲しんだり、泣いたりという事はありませんでした。周囲が涙を流しているのを、ぽかーんと見ているだけでした。あわただしく日々が過ぎて行って、火葬の日を迎えた当日、遺体との最後の対面の後、いよいよ火葬炉へ入る祖父を遺体をみて…今でも忘れられません。私の目から、「勝手に」大粒の涙がこぼれおちていたことを。周囲が騒然としたのを覚えています。
何がどう悲しくて泣いたという説明が、今になってもつきません。ただ、それは、私の心にとって「必要な事」だったんだろうな、と思うのです。
一度泣かないと、一度深く悲しまないといけないのです。それを、5年間もの長い間放棄していたさなえさん達に訪れた「心の安息」の機会があの夜のシーンだったのだろうと。


後半の朋也パパ覚醒シーンはもう、見入ってしまいましたね。
私も、本当に両親には迷惑を掛けてきましたから…今も掛けてます。恩返しがしたいと強く願っていますが、それが本当の意味で実現されるのは、もう少し先になります。
その時に、健在でいてくれることが、今の私の一番の願い。
「長生きしてくれよ」という、朋也のセリフに、胸がズキズキと痛みました。

というか、何で今回の話、永遠の別れであるかのようなシチュエーションになっているんでしょうか。死んだりしてしまうんでしょうか?

この手の話で「休む」は基本的に死ぬことを指します。事実、渚も「少し休むね…」と言って、永遠の眠りについた訳です。
「必ず…必ず恩返しに行くからな!!」なんて涙ながらに叫ばれては、実際には行けないと言っているようなもんです。


しかし、先週と同様に、音楽+回想のコラボが神でした。あれだけで泣けるわ…。

私にとっての極めつけは、この部分でした。

回想シーンの、当時の、まだ二人が本当の意味で「親子」であった頃の回想における父親の笑顔を、今の父親の笑顔に重ね(ってか、この作品で朋也パパの笑顔なんてみたことなかったしさ…)る演出で見る側がジーンと来た直後に、朋也が泣きだすんですが…

「どうした、朋也…?どうして、泣いている…?」


というセリフ。一つだけ決定的な変化があるんです。朋也に君がついてないんです…。

回想シーンでは、ずっと朋也、と呼んでいた。それなのに、ある時期を境目に、いつしか「朋也君」と呼ぶようになっていた。他人行儀に…。お互いがお互いにかかわらずに。

それがやっと、昔のように、親子に戻った瞬間。感動しましたね、不覚にも(笑)





まあ、この辺は割と一般論に近い感想なので、最後に私見というか、今回の一番のポイントを。


風子復活キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!



やっと出てきてくれたよ…。どれほどこの時を待ちわびたことか。風子の居ないクラナドなんぞ、モチのない雑煮ってもんですよあんた。

しかし、朋也と歳一緒ってことは幾つだ?25歳くらいですか?あんな25歳いたら…うん、素敵だね!!(爆)

その理屈でいくと、さなえさんいくつだって話ですけどね…。あんな綺麗なおばあちゃんがいてたまるかwww


やっぱあいぽんはこうじゃないとねえ。とらドラ!で、何かギャルの役やってるじゃないですか、野中藍さん。なんか違和感がありすぎてしょうがないんですがwww(爆)
だってあなたはあなただから(何)