きみの空
先日、知人に紹介されたMAD。
これは、東方を題材にしているようですが、私は東方に関しては全くと言って良い程知りません(笑)
知りませんが、使用されている曲を歌っている奥華子さんに関しては、多少知っていたので、思わずテンションがあがってしまいました。
基本的に、私は「女性シンガーソングライター」というジャンルの方に、一目も二目も置いています。無論、男性シンガーソングライターでも良いのですが、どちらかというと女性かな、という感じですかね(笑)元々、女性ボーカルの方が好きなんですよね、単に。
シンガーソングライターの方の曲って、伝わり方がダイレクトな気がするんですよ。混じり気がないというか。そもそも、変な言い方ですが、こういう事って誰にでもできることではないと思うんですよ。自分の思いや世界観を、自分だけのやり方で音楽という形にすることができる、というのを、私は個人的に凄く羨ましく思うのです。
バンドにはバンドの良さがあると思うんです。バンドだからこそ生まれる音楽が必ずありますし、バンドならではのグルーヴ感とかも絶対あるし。
そもそも、私は演歌からアニソンまで基本的に何でもいけます。特定のジャンルという理由だけで拒否したりという事はありません。「アニソン?ねーわwwww」とか、「演歌?ださっwwwww」とか、「V系?キモっwwww」とかは全く思ったことがありません。
あくまで、私の曲選びの基準は、「曲」です。ぶっちゃけ、歌詞は二の次なのです。比率にすると、8.5対1.5くらい。
親父がギターばかり弾いている(今も昔も。プロからのスカウト歴があったりするくらい、それなりのレベル)ことと、私が幼少時からピアノをやっていた(今はあんまり弾けませんww)関係から、音感に関しては比較的正常なものを得ることができまして(これは親の教育方針に感謝すべきでしょうね)、そういったせいか、どうしても歌詞を意識せず曲を聴いてしまう癖があります。
じゃあ、曲が良ければ歌詞が終っててもいいのかというと、無論そんな事はありません。が、曲が良い場合、大概歌詞も相当な水準にある場合が多いです。
まあ、その辺の事はともかく、結論として何が言いたいかというと、私のようなスタイルの人間に対して、歌詞がダイレクトに入ってきやすいケースが、「シンガーソングライターの楽曲」であるという話です。
曲+詞=歌な訳ですが、私のような人の場合、曲に自分で歌詞を融合させる作業が必要な場合があります。しかし、シンガーソングライターの方の曲の場合、それが、最初から「歌という一つの音」として入ってきやすいのです。
一つだけ断っておきますが、前者が悪い歌、後者が良い歌、という区分を示している訳ではありません。あくまで、私の音楽の楽しみ方と解釈してください。
私が、実際の所シンガーソングライターの曲ばかり聴いているのかというと、そんなことはありませんし(笑)他に好きな曲も山のようにあります。
具体的な事例で言うと、なんとなく一回聴くんですよ。あ、良い曲だな〜とか思う訳です。そこで、歌詞カードを見ながら、もう一回じっくり聞いてみる。そこで、「あ、良い歌だな〜」と思う訳です。
それが、シンガーソングライターの方の場合、「あ、良い歌だ」と一発目で思う場合が結構あるよ、という話なだけです。
そもそも、最近の歌手の歌詞って、歌詞カード無いと聞き取れないケースって結構ないですか?(爆)そういう意味では、私のしていることと皆さんのしている事は変わらないと思います。
ただ、ひとつ特徴として挙げるとすれば、私はインストゥルメンタルも大好きです。人によっては、「インストなんて聞く気しねーよ」なんて人もいると思うんですよ。私の周りには結構います。その辺が、曲から入るスタンスという意味では特徴としてあげられるかなーと思います。
このMADに使われているのは、奥華子さんの「きみの空」という曲です。2ndアルバムだったかな?に収録されていると思います。
私が、女性シンガーソングライターの方の中で特に好きな方としていつも筆頭に挙げるのがaikoさん。
ただ、彼女の場合、実は私が一番評価している点は、「曲」なんですよ。
意外だと思います。曲のテーマや、詞の内容で、女性から圧倒的な支持を受けるような方ですから。
勿論、詞も歌声も、人によってはえーとか言う人もいますが、それこそ見た目まで含めて(笑)皆好きなんですよ?
ですが、彼女の場合、私はどちらかというと、先ほどあげた、二段階の楽しみ方をする場合が多いんです。
それじゃ話が違うだろ、それならいきなり歌として入ってくる例を教えろ!と誰もが思うことでしょう。そこで、挙げられるのが、この奥華子さんなんです、私の場合は。
彼女の場合、特徴として、「恋愛絡みの切ない系」の楽曲が多いことが挙げられます。そして、そこで扱われるテーマというのは、男女を問わない普遍的なものである場合が多い印象があります。
恋愛観に関しては、男性ならでは、女性ならではという要素も多分にあるのですが、誰でも共感できる、誰でも理解できる内容であることが多く、かつ、内面に秘めている、表に出しにくい部分というか、人間の人間らしい部分、もろい部分にかかわる場合が多い。
歌声や風貌(メガネかけていますが伊達メガネだそうです。アンジェラ・アキとかもそうで、ポップさ=身近さを演出するためらしい)も非常に親しみやすい性質のものです。あと、個人的には、ピアノベースの曲で良曲が多いのが凄くポイント高いんですが。
とまあ、これだけ書きましたが、私が奥華子さんの曲を聞きまくっていた時期は、実は2〜3年前くらいです。最近は、すっかりその名すら忘れていたのです(爆)
そんな時に、この動画を紹介されて。その人は歌手等に精通した方ではなく、単にこの曲が好き、と紹介されただけでしたので、誰のなんという歌かもわからない状態で聴きましたが、声で奥華子だとすぐわかりましたから、テンションがあがってしまった訳ですw
この曲も全く聴いたことなかったのですが、ああ、やっぱりいいなあと。MADの設定や世界観はわからないけど(多少解説頂きましたが)、いいなあとつくづく思いました。
ということで、自分で気に入ってはまっていたのに、忘れた頃に別の人から紹介されるという面白い話な訳ですが、おかげ私の中でブームが再燃致しましたw
一般的に有名なのは、映画「時をかける少女」の主題歌の「ガーネット」と、その挿入歌の「変わらないもの」でしょうか。
これは、映画観た人ならわかると思いますが、まあ歌詞が内容にどんぴしゃすぎるもので、映画観ながら聞いたりすると普通に泣けます(爆)
何気に挿入歌の方が人気高いんですよね。私個人はガーネット派だったりしますが。
特に好きな曲〜とか紹介しても良いんですが、それはちょっとした事情により今回は控えます(笑)。いや、大した事情じゃないんですがw
ちなみに、男性シンガーソングライターだと、今は秦基博さんかな、私が好きで聴いているのは。
後、アニメ枠という取り方もできるし、むしろその方が自然かも知れませんが、さんざん書いているとおり私は栗林みな実さんは、1女性シンガーソングライターとして滅茶苦茶好きです(笑)
というより、歌手として以外の活動をほぼ知らんかったんですよ、曲聞いてファンになりましたんで…。君が望む永遠はアニメ見ましたが後からですw
OVAも完結したようなのでみたいところです、当然遥派なんで(笑)
栗の子さんの場合は、自分で書いていない曲も割とありますけどね。自分で曲書けるかどうか、があくまで判断基準なので、そういう意味では、あゆとか、最近ソロデビューした持田香織とかも、シンガーソングライターとしてくくっても良いのかなと思うんですがどうでしょうね?全部書いてなきゃダメってのは流石に極端ですよね。
ま、最後におまけですが、私は当然このような歌も大好きですよ?(爆)
うん、これ聞いた翌日にね、「カレー食べたい」って言ったんですわ。そしたらね、了承してもらえたんですが、普通にレトルトカレーのブレンドで作られてしまいました(涙)
入れろって言ったんですよ。ターメリック、ハラハラハラペーニョ。シナモン〜カルダモン。コリゴリコリアンダー。
錯乱〜してサフラン〜♪(いかん、体が勝手に歌を)