CLANNAD AFTER STORY 番外編「一年前の出来事」

最終回の感想書いていないんですが、来週の枠で最終回の感想あげるつもりです。来週総集編らしいので。




ということで、簡単に番外編の感想。

タイトル通り、渚と朋也が出会うちょうど一年前の出来事で、杏と出会う前の、2年生に進級した直後のお話ということで。

まあ、CLANNADのギャグパート(というかkey系のギャグパート?)はかなり面白いと思うので、楽しく観させてもらったので満足ですが、内容的に少しだけ個人的見解を(それが感想だけどw)。



個人的には、渚と朋也との最初の出会いは、正真正銘、あの坂の下であって欲しかったな…と思うんですよね。

CLANNAD全体の解釈はいろいろとありそうですが(幻想世界やら諸々含め)、どのように解釈するにせよ、渚と朋也の出会いというものには、運命やら、奇跡の一言でで片づけてはいけない何かがあると思いたいんですよ。

CLANNADの原点は、どう考えてもあの坂の下。朋也が願いをかなえる為、渚を救う為のの最後の砦が、渚との出会いを受け入れること、渚と出会ったこの街を受け入れること、であった訳ですから、その前に明確な接点があったとなると、事情が異なってくる気がするんですよね…。

二人に起こった出来事が、正真正銘単なる奇跡であれば、それでもかまわないのですが、あれは最終回で渚が言っているように「奇跡なんかじゃない」と個人的には捉えたいし、捉えているので…。

なんというか、二人が運命的な関係にあり、結果あのような形でおさまる運命である…と考えてしまうと、平行世界のような概念を用いる意味が薄れるというか。端的に言うと、運命的に出会い、奇跡によって救われた…というのでは、あの話の意味がないと思うんですよ。


という前提を踏まえた場合、事前に出会っていたんだよ…という描写は、二人に関する出来事の「運命性」を高めてしまうというか、そういう意味で個人的にあまり好みではありませんでした。

無論、同じ学校に通っていれば、すれ違わない訳がありません。ですから、椅子であんぱんを頬張る渚の前を朋也が横切ったことや、クラス分けの掲示を見ている二人の方がぶつかった、程度の事はあろうがなかろうが当然なので気にしないのですが、最後のくす玉に渚がたまたま引っかかるのは…観ている側は運命を感じずにはいられない光景だと思うんですよね。

まあ、これはあくまで個人的な感じ方にすぎません。内容自体はおもしろかったです。

私も、クラスになじむのが苦手だったので渚の気持ちはわかりすぎて困るくらいですが、手を差し伸べてくれる人というのは少なからずいるんですよね。
問題は、その手を取るかどうか。私も、当時はチャンスが無かったと思っていましたが、今振り返ると違う気がします。




杏可愛かったねえ(核爆)可愛かったけど、やはり、成人した保母さん杏の尋常じゃない破壊力には遠く及びませんでしたね、はっはっは。
キャラ的には風子なんですが、見た目だけなら杏だなあ…。特に保母さんのw
やっぱり、広橋涼さん声の出し方意識して変えてる感じでしたね。高校生と成人とで。





後、かなり個人的かつ内容に関係ない話であれですが、CLANNAD桑谷夏子さんの声(木村さんね)聞けると思ってませんでした(爆)
かなり贔屓の声優さんなんですが、最近あまり耳にする機会がなくて。翠星石ハルヒ朝倉涼子で有名だとは思いますが。
まあ、スタッフロール観るまで気づいてませんでしたが(爆)

代わりに気づいたのは2年生のクラスでの最初の友達役が矢作紗友里さんだったこと。スタッフロールには名前があっただけで明確に書いてませんでしたけど。
彼女の声好きなんですよね〜。ギガンティックフォーミュラあたりからずっと注目している若手声優です。脇役だとかなり出てる印象ありますが、その分目立たないですけどね。


来週総集編ということで、AIRと同じ手法ですか…。ただ、AIRは10話ちょいの構成だったにも関わらず、観るまでもない総集編だったのに、一体44話分をどう30分でまとめるの?って感じなんですけどねw
そんなことするなら、いっそ劇場版CLANNADですよ。あれ、お勧めしますよ、私はww…監督自体がが嫌いな人以外にw