咲-saki-第10局


先週の回に関して、闘牌シーンに関して、少し突っ込んだ言及を入れてみましたが、思いのほか評判が良かったようで何よりでした(笑)

まあ、麻雀の基礎の部分に関しては、誰でもやっていれば必ずわかるようになる話です。私も、独学で麻雀覚えましたが、最初は訳わかりませんでしたけど(笑)、一応今では理解できている訳ですから。


先週書いたように、風越女子の部長の判断基準に関しては、超能力的な代物じゃなかったわけですが、逆に今週の清澄の部長の、あのわざと悪い待ちを選ぶという打ち筋に関しては、少なくとも、結果的にあがれているという点に関しては、正真正銘のオカルトです。たまたまです。
どのように打つか、という点に関しては、色々な考え方がある訳で、何が正しいと言う事はできません。少なくとも勝っているのであれば、麻雀は勝つためにやる訳ですから(最初の咲みたいなのはレア中のレア)、打ち方をわざわざかえる必要は無いでしょう。

ただ、あがれたこと自体はたまたまですが、振り込んだ側(風越女子)の心理としてはやむを得ない状況ではありました。

これも、先週と全く同じ理屈でしたよね。今回は、きちんと台詞に判断基準が盛り込まれていましたが。

麻雀の待ちの種類が5種類と言いましたが、1萬が当たるケースに関しては実は3パターンしかありません。なぜなら、1萬が当たるケースに、カンチャン待ちとペンチャン待ちがないから。

で、2萬が4枚見えている段階で、23萬を持っていて1−4萬待ちというケースはあり得ないので両面待ちは消えます。
こういうのを「壁」なんて言いますが。

で、1萬も自分から3枚見えているのでシャボ待ちも無し。当たるとしたら1萬単騎のみ。

…実はこのケース、全く先週と一緒なんです。

先週も、風越女子のキャプテンも、同じ理屈でドラの7萬が通るかどうか判断しています。
…いますが、先週の記事に書いたのですがあの場合「完全安牌ではなく、7萬単騎待ちのケースは一応あり得る」のです。
もっとも、残り1枚の7萬の所在が実質読み切れている状況でしたから、彼女の中ではその可能性もきちんと否定されているものとは思いますが。

でも、そうそうあるケースじゃありません。…あるケースじゃないのですが、ありえちゃったのが今回のケースなんですよね。
だから、風越女子の打ち方は流石に責められません。

しかし、その後の赤5筒打ちでの振り込みに関してはちょっと違います。あれは、「捨て牌的になんとなく通りそう」というなんとも曖昧な根拠です。
あれはまあ、責められてもしかたないかな〜…とは思いますね。一応、2萬と8萬が通ってるので、スジってことなんでしょうけど。(捨て牌で、2萬と8萬が明るく強調されてましたね、作中では)

ちなみに、部長は直前に7索切ってますが、それを残して5筒切ってると、25836索待ちの5面待ち。
しかし、その待ちが周囲の必要牌として固まっており、出にくかったということが一応直後にちゃんと描かれてます。
案外丁寧ですね、この辺は。なんか、百合マンガにしか思えないんですけどね(笑)


まあ、例によって作品の感想は全くない訳ですが(マテ)、とりあえず天江衣の萌えキャラっぷりに激しく笑ったのと、前から思ってたけど、茅原実里のお嬢様系って…ありかなしかって言われたらさ…



激しくアリだと思うんだ(爆)


思いのほか良いよねあれ(笑)最初キャスト見たときは、あわんだろ…とか思ってた(笑)予想外に良い(爆)