ヒトカラCUPの結果 その1


ちょっと遅いですが、ヒトカラカップの結果。

最近MJ4はそれ程打ってはいなかったのですが、イベントという事で参戦。
しかも、幻球争奪戦が発生しない仕様という事で、楽しみにしていました。

球戦が嫌いな訳ではないのですが、個人的に嬉しいのは、毎週プロリーグをこなすようなスタイルが取れないので、たまに打ち込んだ時に思いっきり負けが込むとつらいって言うのがまず一つと、一番は、どう考えても「イベントスコアと球戦を天秤にかけると、後者を優先する羽目になる」からです。

というのは、基本的に段位をあげるのを目標に皆さんMJ4打ってると思います。イベントも、肩書き等も当然ありますが、入選以上の際の特典が最大のモチベーションのはず。

しかし、とにかく、球戦とスコアに関しては全くと言ってよいほどリンクしませんから、スコア+なのに球激減とか、その逆とかが往々にしてあります。

となると、ちょうど前回のイベントの私がそうでしたが、頑張ってイベント打ち込んで入選したのに、その特典を加味しても球が激減して、「なんだ、やらない方が良かったジャン…」というケースがかなり多くなります。

それなら、入選できなくても球戦勝てりゃいいじゃん・・・ということになると、そもそもイベントって何よって話でw

また、「特定個人を徹底マークして勝ちに行く」打ち方と「4人の中でトップを取る」打ち方は明らかに異なります。
オーラス、球相手と熾烈なラス争いをしているなら、何としてでも最速で上がりを拾いに行くべきで、打点など気にしない訳ですが、これがスコア戦なら、当然じっくり手を作ってトップ、もしくはそれに近い位置を狙わないとまず入賞なんてできません。
ラス目との差が1000点以内の場合、球戦ならリーチは極めてかけづらいケースですが、スコア戦ならラス覚悟でリーチかけていかないとお話になりません。

…という訳なんで、称号の方はかなりふだんより打ちやすかったのでは?全体的に称号の成績良かった気がしますしね。
どうしても、イベントに関しては段位さんが強い傾向があったのは事実でしたし。



前置きはこの辺にして私の結果。7月は実はMJを打っている時間がほぼとれそうもなく、私はこのイベントに参加してしばらくお休み、ということで気合いが入っておりました。

一応、メインカード、サブカード共に予選通過。ただしギリギリ(爆)関東の通過ラインは101でしたが、私のスコアは105でした(爆)

まあ、通過できれば良いと思っていたので、105で見切って打っていなかったんですが、予想以上にやばかったw



さて、2枚とも通過したものの、決勝に関しては、金曜の午後と、土曜の午前しか打つ時間が確保できません。

なので、メインカードを打ちこんで、サブカードはあまりやりこまないつもりでおりました。


ということで、金曜の午後、早速打ち始めました。

座って、いきなり2連勝。ただ、2試合とも、私が一度だけ決め手をあがって、後は脇が振りあってくれる展開に恵まれてのトップ。
特に2試合目は、降り切ればトップなのに、よりによって安牌がないという悲惨な状況で、ひーひー言いながら、降りているのに危険牌を打つという訳わからん状態でかろうじてしのいでのトップ。
ついているが、きっかけ一つで確実に転落するな…と予感される展開でした。

案の定、3試合目は2着、4試合目は3着と、だんだんと勢いが衰えていきます。

まあ、そう上手くはいかないわな…と苦笑いだった訳ですが、5試合目で、物凄い転機が訪れることになります。




迎えた五試合目、起家での配牌は、7種7牌でバラバラ。いくらなんでもこれはあがれんわ…。
しかし、ただ一回の親ですから、様々な変則手を見つつ、駄目なら降りるという方向で中張牌から切り出していきます。

すると、つもるつもる19字牌。気づけばなんとなんとの国士1シャンテン。

しかし、必要牌はかなり薄く、諦め半分で居た終盤に、対面からリーチがかかります。すると、自分も引いてきて国士聴牌です。

安牌うって聴牌なので当然聴牌に取りますが、待ちの1萬はあとたったの1枚しかありません。

しかし、場をみれば、他家は全員序盤で萬子の下はバラ打ちしていて激安。1萬を手牌で使っている人はまず居ません。

となれば、王牌でなければ山にいるはずなのです。

国士とはいえたった一枚の待ちでは分が悪すぎますが、無筋を目をつぶって2枚程押した次のツモで、なんと画面がブラックアウト!!

ラス牌ツモって国士の完成!!16000オールのリーチ棒付きです。

実は私、これがMJ4での初めての4麻における国士なんですよ。3麻の国士は圧倒的に難易度が下がるので何十回もあがっているんですが、4麻では初めて。それがスコア戦のイベント中で、しかも親番だなんて嬉しすぎます。


ともかく、これで勝負は決まりました。結局、この後対面が満ツモ2発で脇を飛ばして終了だったのですが、それでもプラス70を超える特大トップ!!これはでかい…。




ちなみに。あとでリプレイを見たのですが、この局、物凄く大きな「アヤ」があったのです。

実は、対面。私の国士なんぞより、圧倒的に(重要)早く聴牌が入っていました。しかもドラが頭の。

しかし、役なしのカンチャンだったのです。

愚形待ちが嫌いなんでしょうか、対面は役なしの仮テンに受けた直後、両面狙いで一度聴牌を崩します。しかし、その後引いてくる牌が噛み合わず、再びカンチャン聴牌
その後、カンチャン聴牌を繰り返し、最終的に、ドラとのシャボ待ちになってから、ようやくリーチをかけています。


…さて。当時、国士の3シャンテン程度だった私が、早いリーチに勝負できたでしょうか?

結果論かも知れませんが、私の国士は、このリーチがかかっていれば、実っていない公算が高い訳です。

しかし、これは、結果論でなく、リーチすべきだったと言っていいとは思います。何せドラドラですし。ドラ1でもそうかな。

結果散々裏目っているように、そこまで手がわりしやすい柔軟な形ではなかったので…。




ともかく、これで俄然やる気が出た私は、次もあっさりトップを奪取。残り2戦次第では一発で入賞まであります。



迎えた7戦目。劣勢を強いられますが、持ってきた親番で、ピンフドラ1のリーチ。

56678筒(ドラ7筒)の形で、高め引いてこい!!と願っていると、終盤、待ちに待った神の手!!

高めツモで、会心の裏1で6000オール。これで勝負が決まりました。


これで8戦目、ラスさえひかなければ、入賞スコアが出ます。いきなり最大の正念場を迎えることになりました。


しかし、東一局、まさかの3人リーチに囲まれてしまいます。共通安牌等なく、2人にほぼ通り、当たってもタンヤオがつかないという理由で9筒を強打すると、もう一人にストライク…。
思惑どおりタンヤオ手の安目だったのですが、結局裏が乗って満貫に…。よりによって…(T−T)


しかし、親も残っていますし諦める訳には行きません。東2局、なんとかメンピンをあがりますが、東3局、対面に満ツモされて、ひとり凹みでオーラスの親番を迎えます。


中盤、なんとかピンフ赤1に仕上げてリーチ。待ちは2−5筒。なんとかラス脱出を…と祈る間もなく、下家が追っかけリーチ。

しかし、下家のリーチには2筒も5筒も切れています。

そして、既に2フーロで逃げ切ろうとしていたトップの対面。…なんと、ノータイムで2筒をツモぎり!!!!

普段おとなしく打っているんですが、これにはたまらず、上がりボタンをバッチーンと強打してしまいました(笑)

こうなれば、もう流れは私です。あがりトップの一本場も、すんなりピンフドラ1の聴牌。数順後にツモって、嬉しすぎる逆転勝利でした。


その結果。8戦6勝、2着3着一回、役満による大トップあり、と文句ない流れで出たスコアは…なんと305!!

まさかの300越え。しかも最初の8試合で。いやー、なんと言っていいか…。

そして、この間水槽で球4つ程増やしていたのですが、この段階で王者43でした。

ということで、入賞球8個貰えば…覇者昇格。


プロリを殆ど打てない私は、良くも悪くも段位変動が少ないので、ずっと強者〜王者のループをしていた訳なんですが、今回でついに自己ベストの覇者に昇格ということになりました。
しかも、暫く打てないので当分降格しません!(マテ)


ということで、覇者になったカードを眺めながら、気分よく本業に打ち込めそうです。良かったです。


ちなみに、特典受け取るためにちょこっと打ったのですが、特典の金箱に入っていたBGMが滅茶苦茶かっこよくて気に入ってしまいました。

タイトルなんだっけな…Uptown Driveだったかな?



また時間があれば、土曜日に打ったサブカの結果も書きたいなと思います。



…加えて、7月は忙しいので、ブログは更新しても後一回だと思います。元々ブログの更新頻度かなり低いですがww



段位 覇者●×51です。

前回書いたときから相当間あいてますが、その間の出来事は、4月のプロリーグに参加して、S1まで行ったので、そのお蔭で段位がかなりあがったんですよね。強者から、王者くらいまで。

その後は、イベント等にちょろちょろ参加したり、サブカで半荘や秋刀魚をちょこちょこやってました。

プロリ券は持ってますが、6月は参加していません。

8月に参加するかはなんとも言えません。