ウォーターボーイズ2005夏版
昨日と、二日連続で放送されたドラマ「ウォーターボーイズ」の特別篇。
ストーリーとしては、山田孝之主演のドラマ「ウォーターボーイズ」の続編と言う事で、そのシンクロメンバーの一人であった田中君こと瑛太が、東大農学部にて、生物学の単位取得の為に離島で畜産実習をすることになり、その離島においてもう1度シンクロと出会うことになるというもの。
内容自体は、後付け感が非常に強い感じの、とって付けたもの。
しかし、細かい内容には触れませんが、無難にまとまっていたかな、という印象。
ただし、散々張った伏線の消化が、2時間×2という制約もあってか甘すぎる……(笑)
設定そのものは面白くできているだけに残念。
そもそも、ドラマセカチュウの坊主こと柄本君と、ミチルちゃん(あれ滝沢乃南だよね多分)
との恋話はちょっと酷い(笑)
あれだけ付きまとわれていて、毛嫌いしていたにも関わらず、
①幼少時代、結婚の約束をしていた。幼少時代のこととはいえ、責任を果たすのが男だ。
②この世に二人しか女性が居ないとする。屁で電柱を倒す美女と、心の優しいブスだったら、どっちを選ぶか。俺は後者だ
という訳分からない理由で結局くっつくわけですが……。なんかもったいないよなあ。
酒井彩名絡みのももう少し深くして欲しかったなあ。
全ての「ウォーターボーイズ」シリーズに言える事ですが、青春の思い出、集大成として「シンクロ」がある以上、シンクロを通じた個人の心情の変化や、青春時代ならではの悩み、葛藤にスポットがあたる訳ですから、描くべきところはキッチリ描いて欲しいというのが個人的感想。
まあでも、4時間じゃあ足りないわな。難しいっすね(笑)
後、コニタン(をい)と瑛太の関係にもうちょっと多めに含みを残して欲しかった(爆)
最後に瑛太が彼女(香椎由宇さん)に再会した時に「良かったね。私はちょっと残念だけど」
と言っただけ……。つまんないの(をい)
折角、彼女の名前も、コニタン(小西真奈美)の役名も、さらにストーリーに大きく関わるブタの名前もきょうこにしたわけだしね〜。
もっとあんな事やこんな事や、私が彼女のこと忘れさせてあげるとかさ
まあ、割と面白かったんで良かったです。
こうやって、弄りたい部分がいっぱい出てくるというのも、内容が良いからこそなのかもしれませんし。わかんないけど(笑)
ところで。先ほど言いましたが、青春の集大成としてのシンクロを描いている以上、青春の象徴である恋を描く為、きっちりとしたヒロインの存在が必要になってきます。
今回は香椎由宇さんや酒井彩名だし、その前は宮地真緒とか、さくら(ケツメイシ)のPVでブレイクした鈴木えみさんとか、石原さとみとかもそうだっけか。
しかし、私は断言する。ウォーターボーイズの歴代ヒロインでは、平山あや(出演当時は綾という漢字表記かな)の右に出るものはいない!!!
あの時の彼女の可愛さといったら個人的に伝説として(をい)
……しかし、映画を最初に見てしまったと言う事もあってか、やはりウォーターボーイズは映画が最高傑作であると今でも思っています。
内容も当時としては画期的であったし、男子がシンクロするなんて事も考えられなかったし。
妻夫木や、玉木宏のように、その後ブレイクした人も数多くいるということで。
シンクロシーンも圧巻でしたし。
今のように、男子シンクロ選手権が開催されていたり、ウォーターボーイズという冠がついた作品が数多く世に出ている状態では決して受ける事ができない感銘を受けた覚えがありますね。
今は、セカチュウにしろ、今会いにしろ、電車男にしろ、原作、映画、ドラマというようにそれぞれ内容に個性がある状態で我々の目に届きますが、結局、最初に見てうけた印象、感動が強すぎて、それ以降に内容に手が加わった別の媒体で同じ作品を見ても、最初に見たものが一番良いと思ってしまう人が多いのではないかと思いますね〜。
極端な話、セカチュウのドラマを真っ先に見てしまった私にとっては、亜紀=綾瀬はるかなんですよね、どうしても。
映画見ていないので、見れば印象代わるのかも知れませんが(笑)