中川翔子のバックボーン

先日、24時間テレビがありましたよね。

週末は色々あって外に出ていたので、結局24時間テレビは殆ど見ていないんですよね。

唯一見ていた時間帯というのが、日曜日の夕方。

本当に偶然なんですが、中川翔子さんのドキュメンタリーをやっていた時間帯(爆)

テレビをつけた瞬間に出ていたんでびっくりしましたよ。やっぱあれか、運命だねこれは(違)



中川翔子さんの亡くなったお父さんが、中川勝彦というビジュアルバンドの先がけ的な存在として活躍していた歌手であるというのは、(少なくともファンの間では)有名な話でしたし、ドキュメンタリーの内容自体は、私としては知っている話が中心でしたので、特別な感想は持ちませんでした。

気になった点はといえば、幼少時の彼女をどのように表記するのかな、という所でした。

ご存じ無い方も結構多いと思うので、ちょっと詳しく扱ってみようと思うんですが、彼女の本名は中川翔子ではありません。

本名は、中川薔子というんです。そして、実はこの名前に関連してちょっとしたエピソードがあるんですよ。

彼女の「戸籍上」の名前というのは、実は「中川しようこ」なんですよ。しょうこじゃないんです。

母親が、「薔子(しょうこ)」という名前で区役所に提出しようとしたところ、この「薔」という感じが常用漢字でも、人名用漢字でもないことから受理されなかったんです。その時、それに憤慨した母親が、ひらがなで「しょうこ」と書きなぐって帰ってきてしまい、そのせいで「しょうこ」であったはずが(これでもアレですがw)、「しようこ」で受理されてしまった…なんて逸話があるんだそうです。

ということで、彼女は芸名、本名、戸籍上の名前と3種類持っているという訳です。

ドキュメンタリーの中では「しょうこという名前はお父さんが決めた」なんてほほえましく描かれていたんですが、その名前の表記は確かひらがなで「しょうこ」でした。

「本来の戸籍上の名前」という事ですかね。



なんて、普通の人とはちょっと違うであろう部分に注目していた私なんですが、闘病中(彼女の父は白血病で亡くなっています)の父親から貰った、最後のバースデーカードを、彼女は父の死後、スキャンダルの噂等様々な状況に悩まされた挙句、父親の事を考えたくない一心で捨ててしまっていたのですが、それを実は母親がこっそり拾ってとっておいてくれた…なんていう素敵なエピソードには、やはりジーンと来てしまいましたね。

泣いているシーンも見たこと無かったし、色々と考えてしまいました。

誰にでも、何かしら「乗り越えてきた物」が必ずあって、それを通じて人は大きくなっていくんですよね。


っていうか、汐留が近かったら絶対募金に行ったんだがなあ(爆)


しょこたんを扱うたびに書いていますが、24時間テレビで個人の枠を貰うにまで至るなんて夢にも思いませんでした。

私が彼女のファンになった当時は、出演番組は「テンパイ学園」という、ふかわりょうが司会を務めるしょぼい番組だけでした。

今は、「浜田翔子」という方も結構売れてきていると思いますが、同番組で共演しており、「ダブル翔子」として売り出していました。

彼女を見る機会はその番組以外にありませんでしたから、彼女の出演シーンの一部を録画したりもしていました(パソコンに保存していたんですが、ウイルス感染して消えました(泣)

その番組が終了して、もう見られないなあ…と思っていたときに、NTV系の「AX」という音楽番組のアシスタント(レギュラーには程遠いが)に決まって、その後「メンB」というお笑い番組で初レギュラー(コントに参加)、その番組が終了した直後に王様のブランチのリポーターに抜擢され、知名度が全国区になりました。

売れる前(ミス週刊少年マガジン2002という大きな勲章はあったんですが)も知っているだけに、感慨深いですよ。

私は、マイナー志向のひねくれ物なので、売れるとどうでも良くなる(笑)場合が結構あるんですが、これだけ見て来てるともう思い入れが違ってきてしまいますね。
これからの活躍も楽しみにしています。




その後、笑点を見て軽く笑った後、私は出かけてしまいましたとさ。
アンガールズ?何それ(え)