とらドラ!21話


女同士の喧嘩は怖い。終了。


…いやまあ、わかるんだ、わかるんですよ?川嶋亜美みたいなキャラが絶対に必要だって事は。

このままグダグダやってたって何も良いことはない。みのりんのあの態度は、正直事情は大いにわかるものの全く評価ができないし。「卒業まで、このまま…」なんて連呼している以上、曖昧なまま、卒業を切欠に無かった事にしようとしているし。大河が本当に大切だから、大河と竜児に幸せになってほしいと思った所でどうにもならない。振るなら振るではっきり振らなければいけないんです。そうしないと、竜児が一つの恋に区切りをつけられないんだから。ただ、だからって振ることもできないわけですよね。竜児が好きだから。
結果、竜児とも大河とも友達のまま、3人仲良く終わりたい。まあごもっともな思考ですが、事情を知った第三者がみれば、なるほど、イライラして当然です。はっきりしろや!と。


ただ、ですよ。あの言い方は何よと。ケンカ売ってるだけでしょ。川嶋亜美らしいといえばそれで片付くのかもしれんが、あんな言われ方してキレない方がおかしいでしょ。というか、なによりもですよ。
本当にイライラする一番の原因って、川嶋亜美自身も高須竜児に好意を持っているからでしょ?

そう考えたら、ひどくないですか?どのような形にしろ、大河の気持ち、みのりんの気持ち、竜児の気持ちすべて把握して、そのクセ自分の気持ちなんてちっとも口に出してないじゃん。
「いつも本心を口にしないのがむかつく」とか言ってましたけど、お前こそいつ本心を言ったんだと。
自分も戦列に加わってからほざけよ。第三者でいたいなら余計な口出すな。当事者でいたいならきちんと自分の気持ち貫けや。一番中途半端なのはてめえだろ…と、個人的には思います。

川嶋亜美といえば、ですが、いつか忘れましたが(15話かな?)「罪悪感は無くなった?」というセリフをみのりんに吐いたことがあります。今回言っていた「いやみ」の一つな気もしますが、このセリフの意味が分からない!という質問が、実はネットでかなり多く見かけられました。みのりんが、親友の大河が好きな竜児(この段階で、19話ラストのように、大河が竜児を好きと確定できる決定的な場面はなかった気がしますが、1.好き嫌い以前に、大河にとって竜児が、本当にかけがえのない存在であること 2.自分(櫛枝)と竜児が恋人同士になること=大河と竜児は今までのようにそばにはいられない、自分を含めた3人の関係性も今まで通りにはなりえない、という要素だけで十分です)を好きになったという事実だけで罪悪感を感じていて当然だと思うのですが…。
あの時、大河の生徒手帳には北村と踊っていた写真が挟まっていて、それが客観的に、「大河は北村が好き」という証拠になりますから、それだったら、竜児を好きでいても良い?=罪悪感がなくなる?というだけの話だと思うんですが…。
みのりんや亜美(特に後者)の気持ちが不明確だったから混乱を招いたんですかね?ただ、もし亜美が竜児に好意を持っていなかったら、そのあとの歯ぎしりの説明が難しくなりますからね。
結局、大河とのままごと的な関係にもいらいらして、みのりんとのどっちつかずの関係にもいらいらして、結局この二人のせいで、自分がはいりこむ隙間がない(=蚊帳の外)のが何よりもむかつくんでしょうからね

最近、大河に対する態度が穏やかになっているのは、大河が本心はともかくとして、自分なりの答えを出して一歩を踏み出したからなのかな〜なんて思っていたんですけど、それはどうなのかよくわかりません(笑)

まあ、亜美ちゃん批判みたいになりましたが、結局、竜児が鈍感過ぎるのが悪いというのは全く否定する余地がありませんが(笑)というか、それが一番悪いのかもですがw
大体、亜美ちゃんに洞察力がありすぎるんですよ…色々気付き過ぎですよ。鈍感なやつが多すぎるから余計目立つ。
まあ、別荘に皆で行った件が思いっきり転機だったんでしょうけどね。

でも、鈍感といえば北村が酷過ぎだろwww
いくらなんでも、あれで木原が北村を好きだと気付かないのはおかしすぎる。あれはありえない。恋愛って何?的な人ならまだいいですが、「大河にこくって振られたー!!」や、「会長好きだー!!」とかやってた人ですからね?
木原という存在がよくわからんのは否定しませんが(爆)…いやだって、ここ最近まで空気だったでしょ、彼女。急に物凄い勢いでしゃしゃり出てきたじゃないですか。今まで、野中藍あわねー!!くらいしか思ってなかったもん。

鈍感過ぎるのも罪、敏感すぎるのも罪、ということか…。


そして大河はまた…ねえ。大胆告白は鳥肌もんでしたが(笑)ゴーグルを北村の眼鏡と間違えるとかwww
竜児にとっては、いろいろな事が起こりすぎた回でしたね。濃密ってレベルじゃねーww

やっぱり、前回も書いたけど、大河の株をあげる描写を続けてるんでしょうね、予定調和的な流れに収めるために。
結局、自分自身の為に喧嘩している二人のすぐ傍で、大河は竜児がみのりんにあげる「はずだった」ブローチを追ってあんなことになったんですからね。

自分自身の為に動いた二人と、ただ一人竜児(一応みのりんの為もはいるかもしれないが、この場合は無考慮で良いでしょう)の為に動いた大河…。大河がどうしてこうなったかは、あの雪に埋もれたブローチを見れば明白ですから、竜児も自分の気持ちに整理がついたはずでしょう。「もう絶対離さないからな」とか言ってたしね。まあ、ギャルゲー風に言うとルート確定って奴ですか?


結論。3人に好かれているハーレム状態ほぼ確定も、同時にルートも確定(え)

…これって、最終回いつでしたっけね?